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2024.07.09

マッチングアプリで会うタイミングはどのくらい?期間別・会う流れの作り方

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マッチングアプリで出会った人をデートに誘う際、適切なタイミングに悩む人は多いと思います。しかし、会いたいと思うタイミングは人によって異なりますし、マッチした人との相性にもよります。では、どうやって「会うべきタイミング」を考えればよいのでしょうか。

この記事では、マッチングアプリについて7年以上取材を続けているライターが、自身のマッチング経験や取材、アンケートなどに基づきながら、あなたに合った初デートのタイミングを考えるためのサポートをします。

【アンケート】マッチングしたら、どのタイミングで会うべき?

マッチングアプリで「会うタイミング」を考えてしまうのは、初対面の人と会うことに不安がある人が多いから。

連絡を取っている人が、イメージと違っていたらどうしよう。幻滅されたらどうしよう。楽しくなかったらどうしよう。そもそも、デートに誘っても断られるかも、などなど……。様々な不安が重なり、最初のデートの前は緊張してしまう人も多いでしょう。

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マッチング後のデートに行くまでについて女性に行ったアンケート結果

女性200人を対象に行われたアンケートを見ると、マッチングの後デートに行くまでに2週間〜1ヶ月ほどの時間をかける人が多いようです。活動場所が都会か田舎かでもスピード感は異なるでしょうが、相手のことをよく知ってから会いたいと思う人や、信用に足る人物かどうか見極めるために時間をかけたい人が多いことが分かります。

【期間別】マッチングアプリで「会おう」と言ってくる人・会ってくれる人の特徴

スマホを片手にヘッドフォンで音楽を聴く男性

ちなみに、私自身は2014年からマッチングアプリを使い始め、10年ほどさまざまなアプリを使いこなしながら、マッチングアプリに関する取材を7年ほど行ってきました。その中には、マッチしてすぐに「会おう」と言ってくれる人もいれば、なかなかデートに誘ってくれない人もいらっしゃいました。それぞれにどんな特徴があったのか、私の経験談を交えながら解説します。

即日は友活・フッ軽の人

マッチして即日〜2、3日でデートに誘ってくる人は、気軽にマッチングアプリを使っていることが多かったです。位置情報の近さでマッチするタイプやランダムスワイプタイプなど、真面目な恋活・婚活の色合いが薄いライトなマッチングアプリを使っているとき、まるでその日飲める人を探すかのように、すぐデートを提案されることが多いです。

だからといって完全に「ヤリモク」かといえば、そこは人による……という印象。「恋愛対象にならなければ友達でもいいし、次の日には連絡先をブロックしてもいいし」と気軽に捉えている人も多いですが、即日デートからものすごいスピード感で交際をスタートさせた友人もいました。ただし、長い将来を考えて出会っているわけではない人も多いので、結婚には至らず交際が終了する場合も。

1週間は真面目で意欲の高い人

マッチする人数が多い分、アプリでの出会いにもスピード感が求められやすい都会では、1週間くらいでデートに誘われることも多いと思います。アンケート結果より少々早めですが、不真面目な人が多いという印象はありません。

むしろ、相手が早く恋人を作りたくて焦っていたり、プロフィール上で確認できる情報などで「早くキープしたい」と感じている場合など、相手の熱量が高いとき、早めにデートに誘われることが多いと感じました。

もちろん中には不真面目な人もいるでしょうが、真面目な人はたいてい「早めに誘っちゃってすみません」と低姿勢で来てくれるので、文面である程度の判断はつくと思います。

2週間は慎重さや気遣いを兼ね備える人

アンケートの通り、マッチングアプリでは「マッチ後2週間程度」がデートに誘う時の定石となっているので、この時期にデートを提案してくれる人は多いです。ルールに忠実であろうとする真面目なタイプの方や、人見知りをするものの、定番の時期に頑張ってデートを提案してくれる気遣いのある人が多い印象です。

ただし、慎重さがある分、デートの時には盛り上がりきらなかったことも多い印象。「失敗したくない」という思いが強く、心を開くまでに時間がかかる人もいます。

1ヶ月はかなり慎重or忙しい人

アンケートでは「1ヶ月以内」が2番目に多い回答でしたが、マッチから3週間〜4週間かかる人は、かなり慎重なタイプだと思います。消極的でデートに誘うのが苦手だったり、自分に自信がない人もいるでしょう。

または、自分に対して優先順位を低く設定されている場合もあります。先にデートしたい人が複数人いて、デートの予定日が埋まっているパターンもありえます。メッセージの頻度が少ない場合、注意が必要。とりあえず連絡を取っていても、相手の熱量が途切れてしまえば、途中でメッセージが返ってこなくなる事態もありえます。

【例文解説】会うタイミング別・デートの誘い方

スマホを見る女性の横顔

デートは誘われ待ちしているうちにメッセージの頻度が低くなり、気づいたら返事がなくなってしまうこともよくあります。本当に会いたい人がいるなら、連絡が取れているうちにデートに誘うべきです。

もちろん、誘うタイミングは「会いたい!」と思ったときでOKですが、連絡を取り合った期間によって、お相手の捉え方が変わってきます。時期によって「誘い文句」は変えるべきでしょう。

1週間なら…素早い返信頻度と熱意を大切に

外見がタイプだったり、プロフィールが希望に近い方だと、1週間前後で「早く会いたい」という気持ちになることもあると思います。ですが、相手からどう思われているかは、まだ分からない……。そんな時は、こちらの熱意が伝わるような文面がおすすめです。

知り合ってすぐですが、毎日〇〇さんと連絡しているのが本当に楽しいです。
正直、〇〇さんのことがとても気になっていて…〇〇さんさえ良ければ、会って話してみたいです。不安があるようなら、お電話などからでも…!

自分のタイミングより早めに誘われた場合「変な人だったら嫌だな」と警戒する人もいるので、このタイミングでは誠実さをアピールしながら、熱量を相手に伝えることが大切です。会いたいのは気軽に考えているからではなく、むしろ真面目に考えているからだと伝える文章を心がけましょう。

また、熱量を伝えるという意味で返信頻度を高めに保つことを意識しておくのもよいでしょう。ラリー数が多ければ、知り合ってからの期間が短くても多く交流したことになるので、相手も安心しやすいはずです。

2週間未満なら…趣味や仕事をきっかけに

1週間以上2週間未満、少し早めにデートに誘うなら、エピソードトークをデートのきっかけにするのがおすすめです。仕事や趣味、行きたい場所など、その時話していることをきっかけに、お互いの共通点を示しながらデートに誘いましょう。

実は私も水族館が好きで、✕✕水族館にはよく行くんです◎
〇〇さんと一緒に水族館に行ってみたいのですが…今度ぜひ、一緒にどうですか?

1週間以上連絡を取っていれば、少しずつ相手や自分の情報を交換できているはず。共通点が多く見つかっていると親近感を覚えやすいので「私たちって似ていますね」とアピールしつつ、共通点を利用してデートを提案することで、相手の気持ちが盛り上がる場合があります。

2週間以上なら…真面目さをアピールして

2週間以上連絡を取り合っているなら、相手も「いつデートに行くべきか」を意識している可能性が高まってきます。誘われ待ちしているか、様子を見られているかは人によりますが、もういつデートに誘われてもおかしくない段階に入りつつあるので、無難に誘っても良いタイミングです。

〇〇さんと色々お話してみて、会いたい気持ちが増してきた自分がいます。
よかったら今度、お茶しませんか?

せっかく時間をかけてきたのですから、相手には「真面目に活動している」ことが伝わった方がよいと思います。消極的だから誘わなかったのではなく、真剣に考えているからこそこのタイミングになったことが伝わるよう、デートも堅実なプランニングでこなしてみてはいかがでしょうか。

1ヶ月なら相手のよいところを添えて

1ヶ月ほど連絡を取り合っているなら、もはや人間としては好感を持ち合っている状態でしょう。たとえるなら、会ったことはなくとも、SNSでの相互フォロワーのような関係です。ここまで連絡が続いているなら、デートも断られる可能性は低いでしょうが、「思ったより長くかかったな」「消極的なのかな」と思われないよう、工夫をするのがおすすめ。

〇〇さんのお話を聞いていると、心が落ち着きます。
すごく優しい方だと思っていますし、異性としても魅力的です。
お誘いするのが遅くなって申し訳ないのですが、よければ今度、〇〇の話などしながらお茶しませんか?

あくまで「真剣に判断した」と伝わるよう、1ヶ月の交流の中で感じた、お相手の魅力的な点など添えると、誘われた側も恋愛を意識しやすいでしょう。ただいたずらに長い時間交流したわけではないと思えますし、相手に「自分を理解してくれている」と感じてもらうことで、安心感が生まれるという利点もあります。

タイミングが分からないなら、休日の過ごし方をフックに

基本的にデートに誘う時は会話の流れを意識せず、思いついた時にはっきりと伝える方が分かりやすいです。しかし、どうしてもきっかけが欲しい場合は、休日の過ごし方などのトピックをフックにしてみてください。

お友達とのカフェ活、楽しそうですね!
僕もコーヒーが好きなので、このカフェが気になります…今度、僕とも行きませんか?

相手に週末をどう過ごしたかなどを聞いた際に「一緒にしたい」と声をかける簡単な誘い文句です。「いいなあ」と羨ましそうな言葉だけ書くと、相手から「誘われ待ち」だと思われるので、男性は特に注意すべきでしょう。

「会いたい」まで踏み出せない…どんな時にデートに誘うべき?

ウイスキーを手に持ちカメラ目線で見つめる女性

デートは「会いたい」と思った瞬間に誘うべきと言いましたが、恋愛の機会が少なかった人など、自分の気持ちをはっきりと自覚するのが苦手な人もいるでしょう。そういう人にとってのデートに誘うべきタイミングとは、いつなのでしょうか。

「本当に気になってから誘う」のもよい

実際、どこまで交流したら自分の気持ちが抑えられなくなるのかを試してみるのもいいと思います。相手のことが真に気になるまで、とにかくたくさんチャットでやり取りしてみてください。

しかし、やり取りを長く続ける相手が増えると、相手のことが心から気になる前に連絡を断たれてしまうパターンが増えてしまう可能性もあります。その時の自分の気持ちにも注目してみてください。誘えばよかったと後悔するのか、それともあまり傷つかないのか…。失敗したなと思うなら、そこから学べる感情もあるはずです。

「友達になれたら楽しそう」くらいでもよい

そもそも、会いたいと感じる基準も人それぞれですが、ライトな人は「会って楽しければいいな」と、カジュアルな気持ちでデートに誘っています。

チャットでいくら情報を交換しても、会って話すほどの情報を得ることはできません。結局は「百聞は一見にしかず」です。デートに行ってしまえば、自分の気持ちが動くかどうかも判断しやすくなります。「恋愛的に興味がある」ほどではなくても大丈夫です。どんな人なのかを確かめることを目的にすると、自分の中でデートのハードルも下がるでしょう。

会いたいと思えるようにチャットする

会いたいと思えない理由は、もしかしたらチャットで深く交流することが苦手だからかもしれません。たとえ高い頻度で連絡を取っていても、相手がどんな人なのかが分からなかったり、自分と共通点があるかなどが掘り下げられなければ、興味を持つためのフックもないまま、時間ばかりが過ぎていくでしょう。

そういう人はよく「他人全般にあまり興味を持てない」と悩んでいます。他人に興味を持つことの第一歩は、相手を知ることです。相手の価値観や好きなものについて積極的に質問し、自分との共通点や魅力的な面を見つけられるよう努力しましょう。

会うタイミングは「自分で作る」

イルミネーションを背景に片手をあげてほほ笑む女性

相手は自分と会いたいと思ってくれているかと、不安になる人もいるでしょう。しかし、そういう消極的な思いを抱えている人ほど、本当は相手から誘って欲しいと願っています。

だからこそ、会うタイミングはやっぱり「自分が誘おうと思ったタイミング」でよいのです。誘う側がタイミングを作れる分、相手には誘いに乗ってもらえるよう、配慮した言葉を選べるといいですね。

マッチングアプリでは、デート前はチャットが主な連絡手段です。だからこそ、丁寧に言葉を選んだ方がお相手を安心させてあげられるということだけ、理解しておいてください。

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