マッチングアプリの断り方の例文集! メッセージやデートを円満にやめるには
マッチングアプリで活動していると、何人かの異性と同時にやりとりすることがあります。一人の気になる異性に集中したい、価値観が合わず恋愛対象から外れた、デートの約束をした後の交流で不安を感じたなど、さまざまなシチュエーションで距離を置きたくなる時があるでしょう。
まだ初対面に近い相手に対し、デートやLINEなどポジティブなお誘いを断るのは気まずいもの。初対面の相手にも気を遣えるあなたのために、相手を傷つけない「無難な断り方」を例文にして、シチュエーションごとにまとめました。
マッチングアプリで「断りたい」シチュエーションは?
マッチングアプリでは、初対面の状態から少しずつ距離を縮めていくことになるため、相手からさまざまなタイミングで「お誘い」を受けるでしょう。いいねを送り合ってメッセージをした後に、相手から誘われる可能性はこんなにあります。
●メッセージでの交流のお誘い
●ビデオデートのお誘い
●初回デートのお誘い
●LINE交換、電話番号交換のお誘い
●2回目以降のデートのお誘い
●LINEでの通話のお誘い
●急なアポイントのお誘い
●告白に繋がる重要なデートのお誘い
初対面から距離が縮まっていくほど、お誘いをお断りする心理的なハードルは高くなっていきます。相手の真剣度もどんどん上がっていくので、中途半端に返事したり、無視してやり過ごそうとしたりしても、相手に意図がうまく伝わらず自身もストレスを抱えてしまうこともあります。
しかし毎回、きちんと断らなくてはいけないというわけではありません。そもそも断り方にもいくつか種類があり「もう二度と連絡を取らない覚悟で断る」のと「少し距離を置くために断りを入れる(キープする)」のでは、温度感が違ってくるでしょう。
だからこそ相手からお誘いを受けた時、あなた自身が今後その人とどんな関係を築きたいかと思っているかに合わせて、返信内容を変える必要があるのです。
マッチングアプリでのメッセージの安全な断り方
まずは、マッチングアプリ上でのメッセージ中に相手と距離を置きたくなった時についてです。お互いにいいねをし合ってメッセージしてみたものの、やりとりする人数が増えすぎていたり、デートまで進んでいる人と並行していると、少し疲れてしまうかもしれません。
そんな時に、高頻度でメッセージをくれる新しい異性。ありがたいけれど、ちょっと重たい……そう感じてしまった時、今後の関係を「お断り」したい場合の例文、直近の連絡をお断りしたい場合の例文は、少しニュアンスが変わってきます。
【100%ナシ】の例文
メッセージをしてみたら相手の雰囲気がイメージと違っていた、メッセージの熱量に差があって疲れてしまった場合の中で、相手とはもう「やりとりしなくていいかな」と割り切っている場合は、はっきりとお断りのメッセージを入れてあげた方が、相手にとっても親切です。
マッチングアプリ上でメッセージのやりとりをしているだけの段階なら、お互いにまだ情が湧ききっていない場合も多いので、早い段階で判断するのもよいでしょう。
〇〇さんとお話しているのも本当に楽しかったのですが、実は他に気になる人ができてしまったので、申し訳ないのですが明日にはブロックさせていただければと思っております。
今まで交流してくださり、本当にありがとうございました!〇〇さんの将来を陰ながら応援しております。
話の流れを一度区切ってお断りすることになるので、少し時間を空けて返信し、そのことを最初に謝るのがおすすめです。「気になる人ができた」というのは、もちろん嘘でも大丈夫です。「やりとりしてみたけど、つまらなくて」などと本音をぶちまけるより、相手を傷つけずに済みます。
ブロックせずに終わりにしていると、マッチングアプリを退会していないことなどがすぐにバレてしまうので、2度とやりとりしない覚悟ができている場合は、ブロックの提案をしておくと無難です。逆に何も言わずブロックしてしまうと、相手が気持ちを害してしまうこともあるので注意しましょう。
【キープしたい】場合の例文
タイミング的に複数人と連絡を取るのが難しく「今だけ少し距離を置きたい」という場合もあるでしょう。その場合、何も言わずに返信頻度を下げてしまうと、相手に「やる気のない人」と思われてしまう場合があります。キープしておいて、また落ち着いた時に連絡したいのであれば、誠実さが伝わるようなメッセージを送りましょう。
実は先日から少し体調を崩していて、仕事の忙しさも相まってストレスが溜まってしまっています(;_;)
スマホからも少し距離を置いて心身を整えたいので、少しの間ご連絡ができないかもしれません。体調が戻ったらまた私からご連絡するので、少し待ってもらうことはできますか…?
今後またやりとりが発生する可能性がある以上、話題のネタになるような「旅行に行く」などの嘘を吐くのは危険です。キープすることで相手の意向を下げてしまうかもしてませんが、状況によっては、2週間ほど時間を置いてもまた連絡を再開することができるかもしれません。1ヶ月以上空けてしまうと、相手が退会しているリスクなども高まってくるので注意しましょう。
【キープしたけどまた聞かれた】場合の例文
一度キープしたものの、相手がこちらの返信を待てずに催促のメッセージを送ってくる場合もあります。追撃メッセージの内容次第では、距離をおいた時以上に心が離れてしまう場合も。メッセージ内容が良ければ、そこからまたメッセージをスタートするのもいいですが、そうでない場合はお断りの一言を入れましょう。
本当に申し訳ないのですが、なかなかアプリに向き合う気持ちに戻れずいます。このままにしておくのも失礼ですし、一度休会しようと思っています。
今まで交流してくださり、ありがとうございました。
追撃を送ってくるということは、相手はあなたのことが気になっている可能性も高いです。中途半端なことは言わず、はっきりお断りした方が親切です。休会といっても、明確に手続きをする必要はないので、相手を傷つけない方便だと思ってください。
無視するのはアリ?
マッチングアプリ上でしかやりとりしておらず、まだほとんどメッセージのやりとりを交わしていない場合は、そのままメッセージを無視してフェードアウトするのもいいと思います。相手の気持ちが強くなければ、ストーカー化する確率も低いでしょう。
マッチングアプリでのデートの安全な断り方
メッセージからデートに進むタイミングでは、お互いに「どんな気持ちでデートに行くのか」が違う可能性があります。とりあえず会って話したい、くらいの気軽なニュアンスの人もいれば、デートに行くということはある程度相手に真剣に向き合っている、という人も。マッチングアプリをする時の「お断り」としては、一番悩む人が多いタイミングです。
【100%ナシ】の例文
メッセージの段階で、すでに相手との相性や価値観にズレを感じていて、メッセージを辞めることを検討しているようなタイミングでデートに誘われてしまった場合、デートに対しても「絶対行きたくない!」と感じる人が多いでしょう。その場合は、今後のやりとりも含めてお断りすることをおすすめします。
〇〇さんとお話するのも本当に楽しかったのですが、実は今、他に気になる人ができてしまい……この状態でデートに行くのは失礼ですし、明日にはブロックさせていただきますね。
今まで交流してくださり、本当にありがとうございました!〇〇さんの将来を陰ながら応援しております。
100%ナシの場合は、なるべくはっきりと自身の意思を伝え、相手が身を引かざるを得ない状況を作りましょう。
下手に濁しながらメッセージを続けていると、再度デートに誘われる可能性が高いです。
【キープしたい】場合の例文
デートのお誘いの場合は、相手に興味があるのは確かだけれどまだ早い、今じゃないというパターンもよくあります。2週間以上連絡のやりとりが続いている場合、相手としては順調なスピードでデートに誘っていると考えている可能性が高いので、なるべく真摯にデートを延期できるようなメッセージを送りましょう。
もう少ししたら、一度ビデオデートなどでお話してみたいと思っています。〇〇さんさえよければ、もう少しだけメッセージでやりとりさせていただいてもいいですか…?
いきなり急にデートに行くのが不安なら、まずはビデオデートや通話など、他の手段を遠回しに提案してみましょう。代替案が出されていれば、相手も了承しやすいはずです。通話やビデオデートの日程をすぐに決めたそうな返信が来たら、2週間以内で日程を提示しましょう。
【キープしたけどまた聞かれた】場合の例文
デートを延期してもメッセージを続けている場合、2週間〜1ヶ月ほどで再度デートに誘われる可能性も高いです。デートを延期した期間を使って、本当にその人とデートに行きたくなるかを考えてみても、あまり気乗りしなかった場合は、今後の関係を諦めた方がお互いのためです。
実は先日から少し体調を崩していて、仕事の忙しさも相まってストレスが溜まってしまっています(;_;)
ここまで長い間やりとりしていただいて、〇〇さんにこれ以上時間を使っていただくのも申し訳ないので、一度休会しようと思っています。
色々と楽しいお話をありがとうございました!〇〇さんの将来を陰ながら応援しております。
返事を待った後、数日後にお相手をブロックするのもいいでしょう。お相手は、デートをしたいという気持ちまで高まっており、延期の間に期待も高まっている可能性があるため、きっぱりと関係を断つことをおすすめします。
ドタキャンはアリ?
デートがすでに決まってしまっているのに「直前になったら行きたくなくなってしまった」という話もよく聞きます。しかし、デートのドタキャンは基本的にNGだと思ってください。
実は今朝から熱っぽく、これから病院に行こうと思っています。
明日のデートなのですが、一度延期させていただいてもよろしいでしょうか…。また、体調が戻ったら私から連絡させていただきます。本当に申し訳ないです(;_;)
デートに向かうということは時間もお金も使うことなので、ドタキャンはトラブルの元ですし、お相手から通報される場合もあります。できれば、前日までにきちんとお断りのご連絡をしましょう。
体調不良は予定を断る時の常套文句なので、お相手によっては「嘘かも」と疑われる場合もあります。デートを断った場合は、基本的にその人との今後は諦めて、数日後に再度、やりとりをやめる連絡をしましょう。
マッチングアプリでLINE交換を安全に断りたい場合の例文
LINE交換も、人によってハードルがかなり異なります。
男性の場合、マッチングアプリの利用に料金がかかっている場合が多いので、なるべく早くアプリでのやりとりからLINEに変えたい人が多いです。一方で、女性の場合、アプリ上で連絡しているだけの方が安心だと考える人も多いです。
【100%ナシ】【キープしたい】場合の例文
マッチングアプリ上でLINEを聞かれた時に「今は絶対にLINEを交換したくない」と思った時、多くの場合だと「デート後や交際後にLINE交換を延期したい」ということになります。
デートすらしたくないという場合は「メッセージを断りたい場合」の例文を参考にしてください。ただ、LINE交換のみ延期したい場合は、下記の例文を活用してみてください。
LINEなのですが、もしよければ実際にお会いした時などに交換させていただいてもいいですか…?
それまではここでもっとお話できたら嬉しいです!
LINE交換は一般的に「デート後」がちょうどいいとされているので、デートまで先延ばしにするのが無難でしょう。
【デート中にLINEを聞かれた】場合の例文
実際にデートに行ったけれど、その上で関係を断ちたいと思った時は、あえてLINEを交換しない方がいいかもしれません。口頭で聞かれた場合だと断りづらいと思うので、おすすめなのはQRコードを読み取る側になって「友だちに追加」ボタンを押さずに戻ってしまうことです。
「あとでスタンプを送っておきますね!」とその場をやり過ごし、デートの後にアプリを経由してお断りの連絡をしましょう。
今日は楽しいデートをありがとうございました。お話も面白かったのですが、上手く心を開ききれず、すみませんでした。今日は少し疲れてしまったので、またこちらからご連絡させていただきますね。
デート後すぐにお断りするのは気まずさが残るので、後日関係を終わらせたい旨を連絡しましょう。休会やブロックする点にも触れ、相手にきっぱり諦めてもらえる内容がおすすめです。
デート後にやりとりをやめたい場合の安全な断り方
デートを何回かしていると、お相手との関係もかなり近くなってきていると思います。お断りされた時のダメージも、どんどん大きくなっていくはず。2回以上デートしている場合は、より気をつけてメッセージを送りましょう。
昨日はお返事ができずにすみませんでした。実は他に好きな人ができてしまい、このまま〇〇さんと連絡を取り続けるのは失礼だと思っています。直接お会いさせていただきましたが、これ以上近しい関係になるイメージが持てませんでした。
急で本当に申し訳ないのですが、明日にはブロックさせていただこうと思っています。
今まで交流してくださり、本当にありがとうございました!〇〇さんの将来を陰ながら応援しております。
「好きな人ができた」を「お付き合いを始めた」に変更してもOKです。デートをして直接会った上で、可能性がないと判断した旨を伝えることで、相手も納得しやすいです。
相手が潔く諦めやすいようにはっきりした言葉を使うこと、またこれまでのお礼などを丁寧に書くことに気をつけましょう。
無視するのはアリ?
デートを数回している場合、急にLINEやアプリでのメッセージを無視するのは危険です。特にご飯などを奢ってもらっている場合など、相手が逆上したり、不当な請求を受ける場合があります。
連絡を無視することはせず、断りを入れてアプリ上やLINEなどのブロックを行いましょう。今後やりとりする可能性がないとはいえ、関わりを持った人には誠実な対応をすることをおすすめします。
マッチングアプリ共通「断る時のコツ」
例文を見て分かる通り、断る時は「ビジネスメールのような丁寧さ」で文章を書くことがコツです。マッチングアプリで知り合う人は初対面の異性であり、恋愛で思い悩んでいる人の中には、繊細な感性の方も。あまり横暴な態度でお断りしたり、ただ無視したりすると、トラブルの元になります。
ただし、カジュアルな恋活アプリではお断りの連絡をするよりも「ナシ=無視」が定番になっている場合もあります。自身がお断りされる場合に、きちんとしたお断りメールが来るとは限らないことも覚えておきましょう。
それでも、丁寧に断っておいて損することもはありません。例文を使えば面倒さも減るので、最後まで誠実に向き合うことで、むしろマッチングアプリ疲れを起こしづらくなるはずです。
マッチングアプリで「お断り」した後に注意すること
「お断り」のメッセージを入れたあとは、できればLINEやアプリの繋がりをブロックしましょう。そうすることで、お相手は今後のあなたの活動状況が分からなくなります。きっぱり関係を断つことで相手も諦めがつけば、ネットストーキングを続けられたり、途中で逆上される可能性が低くなります。
逆にキープしたい場合は、その後のやりとりにもある程度の誠実さが求められます。その熱量が持てないのであれば、キープしても時間の無駄になりやすいです。
お断りするのであれば関係をしっかりと断ち切り、キープしたいのであればメッセージのやりとりはしっかり続けましょう。
断ってトラブルが発生した場合
お断りからブロックするまでの間に、相手からきた返信がきっかけとなってトラブルに発展する場合もあります。お断りのあとのメッセージには反応しないことが一番ですが、内容によっては適切な対応が必要となります。
「何がだめなの?」と食い下がられたら…
はっきりとお断りを入れても「今後のために何がダメだったか教えて欲しい。」と言われる場合があります。しかし、あまり具体的なことを伝えない方が、トラブルには発展しづらいです。
相手のためを思うなら伝えてもいいかもしれませんが、ダメ出しのように受け取られる場合もあります。相手を傷つけない言葉選びを意識して、相性が合わなかったと伝えるといいでしょう。
相手から逆ギレされたら…
丁寧なお断りメッセージを送っても相手に逆ギレされてしまった場合は、まずは相手をアプリ上で通報し、それからプロフィールやLINEをブロックしましょう。相手に逆恨みで通報されたとしても、運営サイドが状況を理解しやすいはずです。
去り際のスマートさこそ、人間力
マッチングアプリでの出会いは、リアルでの出会いより繋がりが希薄ですが、お断りの仕方を間違えると、プロフィールや個人情報を晒されたり、虚偽の通報がアカウント停止に繋がったりとトラブルにもなりやすいです。
嫌だなと思ったら無視してしまえば簡単かもしれませんが、今後関わらない人だとしても丁寧に対応しておくことで、マッチングアプリに嫌な思い出を残さずに済むはず。去る時こそスマートに、大人の対応を心がけましょう。
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