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2023.01.13

【プロが解説/女性編】マッチングアプリは写真が9割!「いいね」がもらえるプロフィール写真の撮り方

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IBJの調査では、「マッチングアプリのプロフィールで参考にする項目」では、9割以上の人が「写真」と答えています。(※1)写真を変えるだけで劇的に「いいね」や返信率がアップすることも多く、対策はマストと言えるでしょう。婚活のプロ、プロフィール撮影のプロが、男女別にモテ写真の撮影テクニックを伝授します。

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アドバイザー紹介

日本一の成婚数(※1)を生み出す婚活分野のリーディングカンパニー・IBJで、日々お客様へのサポートやサービス開発を手掛ける2人+マッチングアプリ用撮影を手掛けるカメラマンがお答えします!
 

くらさわ マッチングアプリ「ブライダルネット」婚シェル
くらさわ
マッチングアプリ「ブライダルネット」婚シェル

「真面目で誠実な出会い」をコンセプトとしたIBJの婚活アプリ「ブライダルネット」で、プロの婚活カウンセラー「婚シェル」として会員様をサポート。婚シェルになる前は 婚活パーティーの運営に携わり、現場でのリアルな婚活事情を聞いて、たくさんのお悩みやアドバイスしてきたことも活かしながら、会員様の活動状況や気持ちに寄り添った活動サポートを心がけている。

 

つだ 社長室 新規事業担当
つだ
社長室 新規事業担当

IBJグループ会社に入社後、婚活パーティーの企画や運営、また一部出向で結婚式の運営アシスタントやマッチングアプリの運営を行う。IBJ異動後はこれまでのお客様への対応や、企画経験を元に、現場目線、経営目線から新しい出会い方やサービス向上へのプラン設計を行っている。

 

しが プロカメラマン
しが
プロカメラマン

本業のビジネスメディアの取材・撮影の傍ら、友人の依頼がきっかけでマッチングアプリ用のプロフィール出張撮影をスタート。現在も副業で続けながら、『いいね』がもらえる写真の撮り方を研究中。

 

【女性編】どれが好印象?一番人気のプロフィール写真を当てよう

くらさわ:婚活マッチングアプリ「ブライダルネット」が2020年に行ったユーザーアンケートでは、「プロフィールで参考にする項目」第1位は「写真」。なんと約86%のユーザーが「写真」と回答しています(※2)。
では被写体が女性の場合、メイン写真が下の6点なら、どれに一番『いいね』したくなるでしょうか?

【プロが解説/女性編】マッチングアプリは写真が9割!「いいね」がもらえるプロフィール写真の撮り方

くらさわ:第1位は③の全体が明るい笑顔の写真、第2位は①の自然光が入った笑顔の写真でした。2つを選んだユーザーは合計90%、それ以外の写真を選んだ人たちは1ケタ台だったことから、メイン写真は以下3点をクリアしていないとマッチングしづらいことがわかります。

90%の男性が『いいね』した鉄板メイン写真の3条件

・上の歯を出した明るい笑顔
・明るい場所で撮っている
・見切れていない画角

これを踏まえて、まずは「NG写真あるある」を解説します。

マッチングアプリには適さないプロフィール写真の例

表情が硬い/暗い

表情が硬い/暗い

くらさわ:ほぼ選ばれなかった④~⑥に共通しているのは表情が硬いこと。そして暗い場所で撮っていること。婚活・恋活においては、第一印象が「無表情で怖い」と敬遠されがちです。⑤の自撮りアップがメイン写真の女性もちらほら見られますが、ホラー感さえ漂います。履歴書や免許証に使う無表情の証明写真もNG。笑顔は必須です!!

生活感漂う場所/デパートで自撮り

生活感漂う場所/デパートで自撮り

つだ:②や⑥のように、自室やデパートなどで自撮りした女性の写真は多いのですが、まず生活感のある自室はあまり好ましくありません。次に試着室やトイレでの撮影も最近は多いのですが、これも一般的には敬遠されがちです。
確かに、鏡を見ながら自分がキレイにみえるようにメイクやファッションを決めた場合、そのまま撮りたいのはわかります。しかし見た人からは「何度も『完璧に見える自分』を撮り直したのかな…」「自己愛が強そう」「撮ってくれる友達がいなさそう」という印象を持たれるリスクがあります。「ふとした瞬間をたまたま誰かに撮ってもらった風」の写真のほうが自然に見えて、好まれる傾向があります。

ちょっとまって
室内の自撮りは避けたほうが無難
蛍光灯が頭上からあたっている室内はとにかく避けたほうが無難です。たいがい目の下が黒く映るので、実際の印象よりも暗い印象を与えます。また自撮りは自然な表情/目線で撮るのが難しく、アップすぎて頭の一部がカットされてしまうなどのデメリットもあり、おすすめしません。

自撮り

加工しすぎ

加工しすぎ

くらさわ:女性ユーザーの多くは、ある程度写真アプリで加工した「盛れてる」写真を使うと思われますが、注意しなければならないのは「盛りすぎ」です。「実年齢より若く見せすぎている」「フィルターを過剰に設定して一重の目が二重になっている/目が大きくなりすぎている」「実物よりかなり小顔・痩せ型に見える」などの写真もよく見かけます。
女子SPA!総研が働く30代の男性200人に「30を過ぎた女性のSNSで痛いと感じるアンケート」を調査(※3)したところ上位5位に「人間離れしたデカ目写真をアップ(23.0%)」がランクインしていました。

ちょっとまって
実物とのギャップはマイナスにしか働かない
プロフィール上で見るとかわいい、きれいな印象でも、実際にお会いした時にあまりにギャップがあると、「写真と違う人が来た…」となってしまい、交際につながらないケースが多いです。明らかに盛りすぎや、顔にキラキラのグリッターを載せている加工、輪郭を手で隠したポーズの写真もよく見るのですが、真剣に交際を考える方にとっては「痛い」印象や、場違いな印象に捉えられてしまいます。

盛りすぎネイルやメイク

盛りすぎネイルやメイク

つだ:女性誌「VOCE」が20代・30代男性を対象にした女性のメイクに関する調査では、「ナチュラルな色気」と「リラックス感」に一番惹かれるという結果が出ました(※4)。「ぱっちりまつ毛」より、伏し目になった時の美しさを意識した「すらっとまつ毛」のほうが人気(30代男性は「まつ毛はくるっとさせなくてOK」と主張する割合が増加)。また「しっかり塗っている感のある唇には触れづらさを感じる」「落ち着き感のある品の良い上質な指先」といった、ナチュラルメイクを好む意見が圧倒的多数のようです。
不自然なカラーコンタクトや盛り盛りつけまつげ、ストーンがゴテゴテしたネイルについても、好む男性は比較的少ないと見ていいでしょう。母数を最初から狭めないために、ナチュラルメイク、シンプルネイルを心がけた写真のほうがマッチングの確率は高まります。

肌の露出が多い

肌の露出が多い

くらさわ:水着もそうですが、オフショルダーやシースルー、ショートパンツなど肌の面積が多いファッションも、自分が思う以上に男性から性的に見られてしまう場合があります。ご本人にとってはチャームポイントを見せているだけで、確かに『いいね』はたくさんくるかもしれませんが、一度セクシーなイメージが付くと、その後のやり取りにおいても写真の印象がマイナスに働くことが多いのです。真剣に交際する方を探したいのであれば、肌の露出は控えめな写真のほうが好ましい(安全)と思います。

ビジネス的なかっちりファッション

ビジネス的なかっちりファッション

くらさわ:意外に思われるかもしれませんが、被写体が女性の場合、ビジネスで着るようなスーツやかっちりしたヘアスタイルも、あまりマッチングしません。仕事をオンとすれば、「普段」が見えるプライベートなオフショットのほうがマッチングアプリでは好まれます。

後ろ姿/横顔

後ろ姿/横顔

つだ:後ろ姿や横顔のみ、髪の毛で表情が隠れた写真を載せる女性はわりといらっしゃいます。その写真からヘアスタイルや身長の推測ぐらいはつくのですが、「ディズニーに行ったんだな」「おしゃれな場所だな」ぐらいしか伝わりません。どんな人が来るのかわからないと『いいね』は押しづらいので、マッチングは難しいと思います。

高そうな服/高級店での写真

高そうな服/高級店での写真

くらさわ:夜に遊んでいるような雰囲気、高そうな店、高級なブランド物と一緒に写っていると「お金がかかりそう」と敬遠されます。東カレデートやDineなど男性側が「連れて歩くのにふさわしい女性と高級店で食事を楽しむ」ことを目的としたアプリ以外では、「業者」と疑われることもあるので要注意です。

男性/子どもと映っている

男性/子どもと映っている

くらさわ:複数人で映っている写真は基本、肖像権の問題もあり避けたほうが無難です。男性とマッチングしたいなら、男性と楽しげにしている写真はNGです。自分の部分だけ切リ抜いたとしても、手や肩など、パーツから男性と一緒にいることが推測される可能性があります。
また、親戚の子でも子どもと一緒に映っていると「子連れかも」と瞬間的に誤解され、避けられがちです。

推しアイドルやグッズと一緒に写った写真

推しアイドルやグッズと一緒に写った写真

あまり一般的でないタレントなどの場合は特に、「こだわりが強そう」「推し活(追っかけ)にお金がかかりそう」と引かれてしまう場合がありそうです。

ちょっとまって
メイン写真ではNG。サブ写真ではアリかも…?の例・動物と一緒
・女子会ワイワイ写真
・ビーチで撮った写真(遠目)
・授賞式の写真

自分の良さを伝えるにあたって、メイン写真は「その人本人だけ」のほうが真剣さが伝わり、好まれます。Instagramなどでよくある女子グループでワイワイ撮った写真は、楽しい雰囲気は伝わるものの、たくさんあるサブの写真のうちの一枚に留めておくのがおすすめ。旅行中に撮った水着写真は、すごく遠目のカットなら、過度に性的に見られることなく楽しさが伝わるかもしれません。
最初からターゲットを狭めてしまうのはもったいないので、サブ写真には「話のきっかけとして広がりそうな、あなたの活動や趣味、好きなものが嫌味なく伝わる写真」を選びましょう。

マッチングアプリで『いいね』がもらえる写真の撮り方

つだ:アプリ登録直後の数週間が「いいね」が一番集まりやすい時期です。登録前に最低限、以下の3点を揃えることをおすすめします。

マッチングアプリ登録時に揃えておきたい3カットメイン写真:本人単独で表情がよく分かる写真
サブ写真1:全身が映っている笑顔の写真
サブ写真2:人柄や趣味、好きなことが伝わる写真

男性に選ばれやすい男性のプロフィール写真とは?

つだ:IBJで婚活を始めた女性にお配りしている「KONKATSU WEDDING BOOK」では、男性とのマッチングを希望する女性へのアンケートを踏まえ、以下のアドバイスをしています。

背景:屋外の自然の中で

女性の写真については、水辺や花を背景に撮った写真が男性に好まれる傾向があります。天気が良い日に背景を変えて数パターン撮ってみましょう。

表情:顔やスタイルより明るい笑顔が大事

多くの男性が女性の写真で重視しているのは、「顔やスタイル」よりは「表情や雰囲気」と答えています。何よりも大切なのは、明るく素敵な笑顔です!

ヘアスタイル:自然な「普段」の雰囲気

ビジネス的な印象のまとめ髪や、いかにもセットした髪型より、柔らかさや自然さが重視されています。髪の長い方は、肩に下ろしたほうが好まれる傾向にあります。

服装:女性らしさの表現を

女性らしく、明るく見える服装が好まれる傾向があります。カジュアルだけどラフすぎない、スタイルが良く見えるジャストサイズのワンピースやスカートでまとめましょう。

メイン写真は本人の表情がよくわかる屋外他者撮影の単独写真がおすすめ

メイン写真は本人の表情がよくわかる屋外他者撮影の単独写真がおすすめ

マッチングアプリ用写真撮影を知人に頼むコツ

くらさわ:本気で相手を探したいなら、自分一人で撮った笑顔のベストショットを撮っておくことをおすすめします。今のスマホのカメラは優秀ですから、写真のプロでなくても大丈夫。ご家族やご友人に協力してもらいましょう。

・マッチングアプリ用と言いづらければ、「インスタ用の写真が撮りたいんだけど」と協力を頼む
・天気のいい日に緑の多い屋外や、自然光がよく入る白い背景だと失敗が少ない
・カメラを向ける相手と普段どおり楽しく会話しながら撮る
連写モードで大量に撮ってもらった中から選ぶ。1発で決めようとしない
・上半身/全身が映るように最低2パターン
・好きなアーティストや楽しいことを思い浮かべながら撮る
・とにかく笑顔!上の歯は全部見せるぐらい口角を上げて撮る

サブ写真は全身がよくわかる笑顔の屋外他者撮影の単独写真がおすすめ

サブ写真は全身がよくわかる笑顔の屋外他者撮影の単独写真がおすすめ

ファッションやヘアスタイルに自信がない場合は?

つだ:最近はYouTuberが「マッチングアプリ用モテファッションのコーディネート」のサービスを展開していたりもしますが、コンサル料が高額です。それなら、ファッション雑誌を参考にしたり、ファストファッションの店でマネキン買い(完成済みのコーデを一式で購入)もいいと思います。わからなければ店員さんに聞いてみると、体型を押さえつつ、第三者目線で素敵に見える服をアドバイスしてくれるでしょう。

くらさわ:撮影日に合わせて、美容院に行って「モテカット」を依頼するのもいいですよね!「アトリエはるか」のようなメイク&ヘアアレンジ専門店も、それほど高くないのでおすすめですよ。

プロカメラマンに聞く「マッチングアプリ用撮影のリアル」

しが:最近は婚活用撮影の依頼がかなり増えていますが、注意点がいくつかあります。

SNSで「マッチングアプリ用の撮影をします」と募集するカメラマンも増えていますが、同業から見てあまり腕が良くない場合もあります…。1回3万円程度で「高級ホテルランチでお見合い写真のように撮る」といったフォーマル路線が一つの様式のようになっており、お店に行くとその分払わねばならない場合もあります。最低限、事前に以下の3点は確認したほうがいいですね。

カメラマンに依頼する時のポイント3つ

・ポートフォリオ(作品集)を見せてもらう(腕を確認)
・屋外などでカジュアルなカットも撮れるか確認(希望は言えるか聞く)
・拘束時間に対する撮影点数/追加料金がないか確認

私は主に友人経由で撮影を頼まれる場合が多いのですが、拘束時間によって料金は1回1万円台後半~3万円程度。マッチングアプリ用なら服装を何パターンか持ってきてもらい、かっちり系/カジュアルなど数パターンで撮ります。

また、「デート感」が出る撮影スポットを提案することが多いですね。たとえば上野公園に行って、動物園を見て回った後、オープンカフェでお茶する、といった一連を撮るようにしています。そうすると自然な表情で、「デートしている感じ」が撮れるのでおすすめですよ。

人に撮られるのが苦手な人は撮影機もおすすめ

くらさわ:写真は苦手、人に撮られると緊張して自然な笑顔が作れない…という方は、無人撮影機の活用もおすすめです。IBJ本社入口にもありますが、肌をきれいに見せる照明があり、一人で納得行くまで何度も撮り直せるのがいいですね。背景も切り替えられる撮影機が多いのですが、変に合成感がある背景よりは無地のほうがいいと思います。

人に撮られるのが苦手な人は撮影機もおすすめ

IBJ本社入口に設置してある無人撮影機。ブライダルネットをはじめ、系列サービスのユーザーなら無料で使える

 
 

参考記事

マリトレ これだけで「申込み」が増えるかも!?メイン写真撮影術♪

 

出典

1:日本一の注釈 日本マーケティングリサーチ機構 2022年1月調べ_IBJ日本結婚相談所連盟登録会員に関する調査(成婚数:2021年実績、会員数:2021年12月末時点、大手結婚相談所・連盟を対象

2:ブライダルネット 婚活アンケート結果発表♪ ~プロフィール編~

3:女子SPA! デカ目写真に「宇宙人?」 SNSの“痛い30代女性”ランキング【男性に調査】

4:VOCE 男ウケするメイクのやり方!コツはナチュラルに盛ること。おすすめアイテムも紹介

 

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