マッチングアプリに潜む危険性と回避方法を実体験をもとに解説!
マッチングアプリ(おすすめマッチングアプリ15選はこちら)には、人生を変える出会いがあるかもしれません。しかし、マッチングアプリで起こるトラブルや事件をニュースで耳にすることもあり「アプリを使ってみたいけど怖い」という人もいるでしょう。
実際のところ、マッチングアプリには危険性があります。しかし、事前に危険性を知って対策すれば、安全に使える可能性が飛躍的に上がります。
この記事では「マッチングアプリを使いたいけどちょっと怖い」という人に向けて、マッチングアプリの危険性と対策方法をまとめました。
マッチングアプリには2つの危険性が潜んでいる
絶対に安全なマッチングアプリは、残念ながら存在しません。マッチングアプリには以下の2つの危険性が伴います。
つまり、マッチングアプリを安全に使うには、安全なアプリを選び、さらにアプリ内に潜む危険なユーザーをうまく回避しなければなりません。
難しく感じるかもしれませんが、少しの知識と簡単なコツさえ掴んでしまえば対策は容易です。ここで紹介する対策を駆使して、素敵な人と出会いましょう!
マッチングアプリの危険性① アプリ自体が安全ではない
ここでは、出会いに期待できない、まともに運営しているかさえあやしい、危険性の高いマッチングアプリの特徴をまとめました。
知名度の高い大手マッチングアプリであれば、アプリ自体の安全性は基本的に問題ありません。
その他のアプリや、あまり聞き馴染みのないマッチングアプリに登録する際には、ここで紹介するポイントを参考に、アプリの安全性をチェックしてください。
運営会社が不透明
マッチングアプリ名で検索、あるいはApp StoreやGoogle Playのダウンロードページをチェックしてみましょう。
ネット検索しても運営会社が見つからない、法人ではなく個人名義、特商法の表記がないといったマッチングアプリは要注意です。登録した場合、個人情報の流出、悪質なユーザーや詐欺サイトへの誘導に遭う可能性があります
極端に高く評価されているorレビューが少ない
マッチングアプリをダウンロードする前に、App StoreやGoogle Play上のレビューをチェックしましょう。
極端に高く評価されているアプリは要注意です。一見よさそうなアプリに見えますが、サクラによるウソのレビュー工作の可能性があります。
また、レビューが少ないマッチングアプリも気をつけてください。まともなユーザーが定着していない、あるいは誕生したばかりのアプリで危険かどうか判明していないアプリの可能性があります。マッチングアプリの危険性を回避する術を知らない人は、避けたほうが無難でしょう。
登録直後に魅力的な人から「いいね」が殺到する
特に男性ユーザーは要注意です。マッチングアプリに無料会員登録した直後「いいね」が殺到した場合、まともなアプリかどうか疑いの目を持ったほうがいいでしょう。
彼女が欲しくてアプリをインストールしました。無料会員登録を終えた直後、なんとキレイな女性から「いいね」が殺到。写真さえ登録していないのに…。
翌日「出会えるかも?」と思い有料会員に登録しました。すると女性からの「いいね」はピタッと止まりました。
無料会員には「出会えるかも!」と夢を見せて、有料会員になったら現実を突きつける。なんていうか、運営にしてやられた気分でした(笑)。
これは単なる偶然かもしれませんし、運営側が有料会員に登録させるためのからくりを仕組んでいるのかもしれません。
確たる証拠がないため断言できませんが、こうした怪しい挙動や事象が発生するアプリは「まとも」とは言えないでしょう。
マッチングアプリの危険性② 悪質なユーザー
マッチングアプリにいる悪質なユーザーの実態と手口をまとめました。「私はきっと大丈夫」と油断していると痛い目をみるかもしれないので、念のため目を通しておいてください。
ヤリモク
ヤリモクは、セックス目当てでマッチングアプリを使っているユーザーを指します。
「ヤリたい」「胸デカいね」と下ネタを連発するわかりやすいヤリモクもいる一方で「本気で恋活しています!」とウソをついて近づいてくる巧妙なヤリモクもいます。
マッチングアプリで出会った男性の話です。
「真面目に恋活しています」的な真面目な雰囲気で、告白もされてカップルになりました。その後は展開がはやくて、セックスをした日以降急に連絡の頻度が減りました。
その数日後「急に転勤が決まった。会えなくなるから別れよう」「俺のことは忘れて」的な長文が来てブロックされました。
一度付き合って真面目なフリをして、セックスの直後に切る。非常に悪質な手口です。
サクラや業者
従量課金制(メッセージを送ったり、プロフを見たり、利用するサービスに応じて都度ポイント消費や課金が必要なシステム)の出会い系アプリで見られがちです。被害に遭う人の多くが男性ユーザーです。
「会いたい」「かっこいいね」と好意を匂わせ、会話をだらだら引き伸ばし、ポイントを浪費・課金させることが目的です。
「会おう」と提案すると「もうちょっとおしゃべりしたい」「以前アプリでひどい目に遭ったから、メッセージのやりとりに時間をかけたい」と言って会ってくれません。
盗撮やストーカーなどの迷惑行為
マッチングアプリで出会った人からの迷惑行為。ニュースで耳にしたことがある人もいるでしょう。
引用元:探偵法人調査士会
https://www.tanteihojin.jp/hyogo/taikendan/tosatsu-apuri.html
性行為の盗撮・録音、デート中スカートの中を盗撮、SNSでつきまとうといったトラブルも起きています。
こうした被害に遭わないためには、簡単に相手を信用しない、デート中油断しないなどの心がけが重要です。
マルチ・宗教への勧誘
マルチ商法や宗教勧誘目的でマッチングアプリ使うユーザーも残念ながらいます。
普通のデートだと思っていたのですが、会ってすぐお金やビジネスの話になって「紹介したい人がいる」と言われ、1人増えるという謎の展開になりました(笑)。
「夢はある?」「今の人生で満足している?」という話から始まって、最後にはしっかり勧誘されましたよ
プロフに「社会人テニスサークルをやっています」って書いてある人と出会いました。友達増やしたかったし、いい出会いも欲しかったし、丁度いいかなって思って。
いざ行ってみたら、みんな某マルチ会社のスポーツドリンクを飲んでいて「あ、そういうことか…」と悟りました(笑)。
ホストやガールズバーへの集客
ホストやガールズバーへの集客を目的に、マッチングアプリを使う人もいます。たいていの場合、お店でお金を使わせることが目的のため、恋愛関係への発展は期待できません。
窃盗やぼったくり店への誘導
マッチングアプリで金銭トラブルに遭う事例も報告されています。
引用元:TBS NEWS DIG
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/129036
デート中に財布やお金を盗んだり「行きつけのお店に行こう」とぼったくりバーへ誘導したり、といった手口があります。誠実で信頼できそうな人だとしても、会ったその日に100%信用するのは危険です。
既婚者
マッチングアプリには、まれに既婚者が紛れ込んでいて「独身です」「彼女募集中です」とウソをついて、遊び相手やセフレを探しています。
マッチングアプリで既婚者に当たったことがあります。「彼女いない」と言っていたけど、実際は妻子持ちでした。
家族サービスで忙しかったのか、週末や連休は絶対会ってくれなかったし、警戒していればもっと早く気づけたと悔しく思います。ちくしょう。
優良なマッチングアプリを選ぶ判断基準
アプリが安全かどうか判断する際に役立つチェックポイントをまとめました。
アプリの運営会社をチェックする
運営会社はきちんと明記されているか、個人ではなく法人か、特商法の表記があるかチェックしましょう。アプリ名で検索して探すか、App StoreやGoogle Playのアプリ紹介ページも参考になります。
アプリの監視体制や通報機能の有無をチェックする
たとえば、Pairsやタップル誕生といった有名アプリには、24時間の監視体制や、悪質なユーザーに対する通報機能が搭載されています。
安心してマッチングアプリを使いたいのであれば、悪質なユーザーを野放しにしない、セキュリティのしっかりしているアプリを選びましょう。
従量課金制のアプリは使わない
プロフを閲覧する、メッセージを1通送るなど、1アクションごとにポイント消費or課金が必要なアプリはおすすめできません。
個人差はありますが、従量課金制ではないアプリに比べて、使いすぎて高額になる可能性があります。
また、サクラによってポイントをムダにしてしまえば、さらに出費はかさんでしまいます。サクラかどうか見抜く自信がない人は特に従量課金制は避けるべきでしょう。
アプリの知名度も参考にする
「知名度があるアプリ=絶対安全」とは言い切れませんが、危険かどうかを決める判断基準になります。
知名度がある、それはすなわち広く普及し利用されている、つまり良質なサービスである可能性が高いです。
ただ、知名度のあるマッチングアプリでも、ヤリモクや勧誘目的のユーザーはいるので、注意は怠らないでください。
有料のアプリを使う
マッチングアプリ選びにおいて料金は重要なポイントで、アプリの雰囲気や出会いに対する本気度に大きく影響しています。
以下の表をご覧ください。
無料で使えるマッチングアプリは非常にカジュアルな雰囲気です。「無料だから暇つぶしに使っている」という人から真面目な人まで、非常に多くのユーザーが集まります。
一方、有料のマッチングアプリは「お金をかけてでもいいから、真面目な出会いが欲しい!」という本気度が高い人が集まります。
どちらが良い悪いではなく「真面目な出会いには有料アプリを、暇つぶしには無料アプリを」といった使い分けをしてもいいでしょう。
ただし、ヤリモクや業者といった悪質なユーザーは無料アプリに多く見られるので、安全を重視するなら有料アプリがおすすめです。
マッチングアプリの悪質なユーザーを回避する方法
実際にマッチングアプリを使う前に、悪質なユーザーへの対策を頭に入れておきましょう。
魅力的すぎるプロフィールは疑う
芸能人並みに整っている容姿、年齢に釣り合わない高年収といった魅力的すぎるユーザーには注意してください。「嘘のプロフィールで異性を惹きつけよう」と企むヤリモクや投資詐欺業者の可能性があります。
男性向けお伝えしたいのが「セフレ欲しい」「えっちしたい」といった性的な文言をプロフに書いている女性ユーザーの存在です。このようなユーザーは、業者や美人局などを企んでいる悪質なユーザーなので無視しましょう。
ブロックと通報を駆使する
しつこくつきまとわれたら、ブロックもしくは通報しましょう。「断っているのにしつこく出会いを迫ってくる」「脅しのようなメッセージを送ってくる」といったユーザーは、運営に報告すれば対応してくれますよ。
デートで行く予定のお店を検索してみる
「おすすめのお店があるんだ」「行きつけのバーがあるの」という誘い文句で、ぼったくり店に誘ってくる人もいます。
相手がお店を提案してきたら、お店の名前を検索してみましょう。ネット上の地図に記されているか、おかしなレビューは書かれていないかチェックしてください。
別アプリへの誘導に乗らない
「マッチングアプリあんまり使わないから、こっちでやりとりしませんか?」「そろそろアプリやめるので、こっちで話したいです」と言い、あやしいURLをもらったら無視したほうがいいです。リンク先は安全ではないサイトかもしれません。
最初は昼間&人通りの多い場所で会う
理想的な最初のデートは、以下のとおりです。
明るい時間帯で周囲に人通りが多い場所は、人目につきやすく、盗難や性的被害に対するセキュリティを強化できます。用心したい人は、個室or半個室を避けるとさらに安全です。
勤務先や住んでいる場所など個人情報を開示しすぎない
たった数回会っただけで個人情報を簡単に開示してしまうのは、適切な判断とはいえません。
マッチングアプリで出会った男の話です。「子供の頃、父が病死した」「一生懸命育ててくれた母に恩返しがしたい」と涙ながらに語っていました。つらい過去を話してくれた彼を信用した私は、自分のプライベートも話しました。
その男とは結局付き合わないことになったのですが、その際「お前のバイト先の〇〇にクレーム入れるから」「SNSでボロクソ書く。〇〇で働いている女店員の△△はマジクソだって」と脅しのようなことを言われました。
「悪質なユーザーもいる」「自分も被害に遭うかもしれない」という意識を持って、自己開示をしすぎないように注意してください。
貴重品から目をはなさない
財布、スマートフォン、家のカギ、身分証明書など貴重品は常に携帯しましょう。たとえトイレに行くわずかな時間でも、念のため注意してください。
飲み物が残っている状態で席を外さない
席を外す際は、自分の飲み物をすべて飲み干しましょう。離席中、飲み物に薬を盛られる可能性があります。
「薬を盛るなんて、安全な日本でそんなこと起きないでしょ」と思うかもしれません。しかし、薬を使った性犯罪は実際に起きています。
引用元:クローズアップ現代
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4302/
このような危険性がある以上、警戒するに越したことはありません。
すぐにセックスしない
特に女性は要注意です。
マッチングアプリで出会った相手とは、基本的にすぐセックスをしないほうが賢明です。簡単にセックスをさせてくれる女性は、ヤリモクにとっては最高に都合のいい存在です。
また、真面目な出会いを探している人も要注意です。セックスによってふたりの愛が深まる…と思いきや「出会ってすぐ体を許す女性」と思われ、印象が悪くなる可能性があります。
もちろん、セックスで体の相性を確認できたり、お互いにもっと好きになったり、といった展開も起こり得るでしょう。しかし、マイナスにはたらく可能性も頭に入れておいてください。
左手薬指に日焼け跡がないかチェックする
既婚者かどうか見極めるポイントのひとつです。「手大きいね」「指、細くてきれいだね」といった手や指の話題を振って、相手の指をチェックしてみましょう。
マッチングアプリに潜む危険を回避して素敵な出会いを探そう
危険性のないマッチングアプリは、残念ながら存在しません。悪質なユーザーは、真面目な恋活・婚活目的を装って、アプリ内に紛れ込んでいます。しかし、警戒を怠らずにアプリを使えば、被害に遭う可能性を抑えることができます。危険性を理解したうえで警戒しつつ、素敵な出会いをつかんでください!
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