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2024.07.23

【2024年最新版】「4人に1人」、マッチングアプリの結婚率・成婚率が高い理由

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友人の結婚式で「2人の出会いはマッチングアプリです!」という紹介を聞く機会が、ずいぶん増えてきました。マッチングアプリは、もはや出会いの新常識ではなく「定番化」しつつあります。しかし、実際にその他の出会いと比べてどのくらい結婚率が高いのか気になりませんか?

今回は最新のデータを読み解きながら、マッチングアプリの「結婚率」「成婚率」について考察します。マッチングアプリと婚活の相性や、どのような人が成婚に至っているのかもまとめてみました。

マッチングアプリの実状をデータで読み解く

テキストを見ながら勉強している様子の手元

まずは様々なデータから「マッチングアプリ×結婚」の実状を読み解いていきます。

今回は2023年にリリースされた株式会社リクルートのブライダル総研による「婚活実態調査2023」、同じく2023年リリースの明治安田生命 による「いい夫婦の日に関するアンケート調査」を主なソースとし、マッチングアプリの普及率や、成婚者全体の中でのマッチングアプリ婚の割合などを確認していきましょう。

独身の「4人に1人」がマッチングアプリの利用経験アリ

婚活サービスの利用経験割合のグラフ

出典:リクルートブライダル総研 .「婚活実態調査2023」(2023年).(参照8P)

株式会社リクルートのブライダル総研による「婚活実態調査2023」によると、恋愛もしくは結婚意向がある恋人のいない独身者の婚活サービス利用経験は25.2%。実に、独身の「4人に1人」が、マッチングアプリで出会いを求めたことがあるということになります。

同調査によれば、2023年に結婚相談所を利用した人は5.1%、婚活パーティーは8.6%にとどまるため、身辺以外で恋人やパートナーを求める場合に、マッチングアプリを利用する人は多いと言えるでしょう。

2022〜2023年に結婚した人の「4人に1人」がマッチングアプリ

夫婦の出会いのきっかけに関するアンケート結果

出典:明治安田生命.「いい夫婦の日に関するアンケート調査」(2023年).(参照13P)

また、明治安田生命が20歳から79歳の既婚男女を対象に、夫婦の関係を主なテーマとして23年10月にインターネットで実施した調査によれば、夫婦の出会いのきっかけは「職場の同僚・先輩・後輩」が31.2%で トップでした。

「友人・知人の紹介」(23.6%)、「学校の同級生・先輩・後輩」(12.5%)と続きますが、1年以内に結婚した夫婦では、「マッチングアプリ」「職場の同僚・先輩・後輩」が25%で同率1位となりました。

1年以内に結婚した夫婦の出会いのきっかけのアンケート結果

出典:明治安田生命.「いい夫婦の日に関するアンケート調査」(2023年).(参照14P)

つまり、2022年〜2023年の間で結婚した夫婦の4人に1人がマッチングアプリで出会っているのです。マッチングアプリが日本に上陸して十数年、ここまでマッチングアプリ婚が主流になりつつあるとは驚きですよね。

マッチングアプリは「婚活」の中で一番結婚に近い?

利用した婚活サービスによって結婚した人の割合の結果

出典:リクルートブライダル総研 .「婚活実態調査2023」(2023年).(参照7P)

株式会社リクルートの同調査で「婚活で結婚した人の割合」を見ると、2022年に婚活を通して結婚した人の中で、最も多かったのがマッチングアプリです。

44%の人がマッチングアプリで結婚しており、婚活した人の半数近くがマッチングアプリで出会っているということです。

「結婚した人」を母数にすると「4人に1人」ですが、「婚活した人」を母数にすると「ほぼ2人に1人」がマッチングアプリでパートナーに出会っています。マッチングアプリは婚活に向いており、職場や地元で出会いを求めているわけではない人に適しているといえます。

30代〜40代女性からもマッチングアプリが支持される

株式会社リクルートの同調査によれば、「恋愛もしくは結婚意向がある恋人のいない独身者の婚活サービスごとの利用経験割合」は、20〜30代ではネット系婚活サービス(マッチングアプリ)の割合が男女共に高くなっていることが分かります。

20代男性は21.9%、20代女性は24.5%。30代男性も19.8%、30代女性は26.5%がマッチングアプリの利用経験があります。女性においては、20代〜30代ともに「4人に1人」の利用経験があることになります。

さらに、2023年は30代・40代女性のネット系婚活サービス利用者が過去最高数値を記録しました。40代男性は12.3%にとどまりましたが、40代女性は15.2%がマッチングアプリの利用経験があります。どの年代も女性の方が利用経験割合が高く、マッチングアプリが独身女性の支持を得ていることが分かります。

マッチングアプリ婚は離婚率も低い!

毎日放送がテレビ番組「林先生の初耳学」で2020年に実施した調査によると、マッチングアプリで出会い、結婚したカップルの離婚率は4.5%でした。同調査では、日本の直近5年間の離婚率は6.6%となっており、マッチングアプリで出会ったカップルは2.1%も離婚率が低いことになります。

マッチングアプリでは、たくさんの会員の中から相性が良い人を選ぶことができるので、より価値観が近い人を見つけやすいシステムとなっています。また、プロフィールを確認してから仲良くなれるため、相手について得られる情報量が多く、交際後のミスマッチが起きづらいことなども要因かもしれません。

婚活サービス利用によって恋人ができた割合は49.5%

株式会社リクルートの同調査で「独身者の婚活サービス利用における恋人ができた割合」を見ると、2022年には49.5%もの利用者が婚活サービス利用によって恋人ができたと回答しており、過去最高の数値となっています。

マッチングアプリに限らず、様々な婚活サービスを使った人の半数が恋人を作っているということで、勇気がもらえますね。婚活サービスの新規利用を開始して恋人ができた割合は、3年連続上昇しています。

また、2022年に新規で利用を開始した婚活サービス利用者のうち、18.7%は「恋人ができた」と回答。5人に1人は1年以内に恋人を作っていることになるので、短期間で活動する人の数も増えていそうですね。

マッチングアプリ別の結婚率は不明

マッチングアプリ別の結婚率については、開示しているサービスを見つけることができませんでした。マッチングアプリを退会する人の全員にアンケートを取れるわけではないため、明確な数値を出すのが難しいのかもしれません。

マッチングアプリ×婚活のメリット

さまざまなデータを見てみると、マッチングアプリと結婚の相性は非常に良いことが分かりますね。では、婚活を目的にマッチングアプリを使う場合のメリットについても確認してみましょう。

費用が安定していて安い

マッチングアプリで婚活する場合、結婚相談所のような「入会金」や「成婚料」などはかかりません。基本的には月額の使用料だけで婚活をスタートできるので、資金繰りの必要がないことが大きなメリットです。カフェなどで会話することを中心にデートを展開すれば、交際費も抑えることができます。

トライアンドエラーできる

会員にコンシェルジュがつくマッチングアプリも稀にありますが、基本は自分一人で活動できるのもマッチングアプリ婚活のメリットです。価値観が合う人や妥協できるポイントなど、自身で納得しながら進めることができるので、自己分析しながら活動することができます。

マッチングアプリで結婚できない人の特徴

両手をあごに当てて悩んだ表情の女性

マッチングアプリと結婚の相性は良いとはいえ、マッチングアプリを使えば全ての人が結婚できるわけではありません。恋人ができてアプリを退会しても、別れてしまって出戻りする人もいますし、そもそも恋人ができる前に諦めてアプリを退会してしまう人も。

マッチングアプリで結婚できる人・できない人にはどんな特徴があるのか、データを参考にしながらさらに掘り下げてみます。

婚活向きのアプリを使っていない

婚活サービスを利用した人の中で、マッチングアプリ婚の割合が高いことを考えると、マッチングアプリと婚活は相性が良いことが分かりましたね。このことから考えられるのは「婚活を意識してマッチングアプリを使っているかどうか」が、大きな要因となっているのではないかということです。

マッチングアプリといっても、恋活向けのカジュアルなサービスと婚活向けのマッチングアプリは、登録している人の層が全く違います。恋愛の後に結婚を求めるなら恋活向けのサービスを使ってみるのもいいかもしれませんが、結婚を急ぐならやはり、婚活に近いサービスを使うべきです。

どんなサービスを使うとしても、マッチングアプリでは自然な出会いを求める時以上に自己や恋愛に向き合うことになります。カジュアルなマッチングアプリを使っても、活動にかかるストレスはあまり変わらない可能性も高いです。もし少しでも結婚を意識しているなら、婚活にも利用できるアプリに登録するべきでしょう。

結婚の価値観を共有していない

マッチングアプリで恋人ができて退会する人の数よりも、結婚にこぎつけている人の数の方が少ないのは、途中で相手とお別れしてしまう人が多いからです。

婚活としてマッチングアプリを利用する人の場合、活動中に「結婚したい時期」をお相手と話し合うことも多いです。何も話していない人よりも結婚についての認識が近い人とお付き合いしていた方が成婚確率も高まりますよね。

婚活のつもりでマッチングアプリを始めたのに、価値観以上に恋愛的欲求を重視した人と交際する人もいますが……せっかく初対面から恋愛目的で出会っているのに、将来の価値観をすり合わせないのはもったいないような気もします。もしも結婚時期に目標があるなら、デートの時にお互いの結婚観を話し合いましょう。

純粋に出会いを楽しんでいるだけ

「結婚できたらいいな」と思ってアプリを使い始めたのに、気づくと「都合よく会ってくれる人を探している」状態になってしまう人も少なくありません。会える人がたくさんいるからこそ、出会うことが目的になってしまうと、一人の方と長期的に付き合うのが難しくなります。

活動時期にこだわっていないならゆっくり活動するのも良いですが、あまりに多くの人と会いすぎたせいで、自分を見失う人もいるので注意しましょう。

恋愛できる人を探している

活動していくうちに結婚できる人ではなく「好きになれる人」を見つけようとしてしまい、泥沼化するパターンも。マッチングアプリでは自然に出会う時のような運命的な刺激を感じることは稀なので、ロマンチックな恋との相性はあまり良くありません。

あまりに長い間「好きになれる人」が見つからないなら、利用の目的を再考したり、自身の理想を整理するなど、自己との向き合いが必要になります。

マッチングアプリの結婚率が高い理由

海沿いを歩く新郎新婦

結局、マッチングアプリでの結婚率が高いのは、自分で納得しながら相手を探すことができるからだと思います。結婚相談所ではコンシェルジュのアドバイスを受けながら活動することになりますし、婚活パーティーや合コンでは、どんな人がやってくるかは運次第です。

現状、マッチングアプリだけが自分一人で納得いくように活動できる唯一のサービスです。気になる人とマッチできなかったり、途中でフェードアウトされたりと、時に失敗を繰り返すことで、徐々に自身の価値観も精査されていくはず。自身を見つめ直し、本当に価値観の合う人を見つけられた時は、結婚への意思もさらに強く固まるでしょう。

婚活で使いたい良コスパマッチングアプリは?

結婚を目的にマッチングアプリを使うなら、まずは会員数の多い大手アプリを使ってみるのがおすすめです。

最大手で会員数も最も多い『pairs』や、価値観重視でマッチングできる『with』、婚活適齢層にマッチしている『Omiai』、結婚相談所運営の『youbride』など、まずは有名どころのマッチングアプリで、自身に合う異性がどんな人なのかを広い範囲から探してみましょう。

大手アプリでマッチングできなかった場合も、アプリを鞍替えする前にプロフィールやアイコン写真を見直してみて。コスパを重視するのなら、最初からニッチなアプリに登録して会員数を絞るのではなく、自身の魅せ方を考えるところからスタートしましょう。

あなたに合ったマッチングアプリ・婚活サービス選び

あなたのライフスタイルやテイストに合ったマッチング選びや婚活サービスの選び方を、以下のコンテンツでご紹介しています。

 

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