ほとんどのマッチングアプリは男性が有料ですが、女性は無料です。しかし、中には女性も課金が必要なマッチングアプリもあり、無料のマッチングアプリにはないメリットがあります。

女性有料のマッチングアプリはどんな女性が使うべきなのか、またおすすめのマッチングアプリをまとめました。
より効率的に恋活や婚活をしたい人や、今使っている無料のマッチングアプリが合わないと感じる人は、参考にしてみてください。

女性はほとんどの場合無料でマッチングアプリを使うことができますから、有料というだけでハードルが高く感じられるかもしれません。しかし女性無料のマッチングアプリとはユーザー層が異なってくるので、利点がフィットすれば無料のマッチングアプリよりも使いやすさを感じられるのです。

まず、女性有料のマッチングアプリの多くは、真剣な婚活を目的としたアプリが多いです。男性ユーザーも結婚に前向きなので、マッチングアプリでの活動後、早めに結婚を考えられる異性と出会いやすいでしょう。

無料のマッチングアプリでも、真剣な婚活を求めるユーザーも一定数登録していますが、会員数の多いアプリでは、真剣度が似ているユーザーを探し当てることが困難です。その点、女性有料のマッチングアプリであれば、登録ユーザーのほとんどが婚活を目的にしているので、マッチングアプリでもっとも重要な「出会いの目的」がズレにくく、ミスマッチを軽減することができるのです。

女性有料のマッチングアプリは、女性無料のマッチングアプリと比べると女性ユーザーの数が少ないため、ライバルも少なくなります。また、年齢層が高くなりやすいという特徴があるため、若い方は人気が集まりやすかったり、年上好みの方は大手アプリよりマッチしやすくなる可能性があります。

婚活を意識したマッチングアプリでは、年収や環境などの条件面や、内面を重視したマッチングが多くなります。30代以上のユーザーでも、大手アプリとはまた違うタイプの異性とマッチできる可能性があります。

有料マッチングアプリならではのメリットを考えると、以下の特徴を持つ女性におすすめできます。

婚活を強く意識していなかったとしても、マッチングアプリでの活動をより短期的に集中して行いたいのであれば、有料アプリへの課金を考えてもいいでしょう。無料アプリを使っていると、料金を気にする必要がないので、ダラダラと活動してしまいがちです。

女性有料のマッチングアプリは女性無料のマッチングアプリと比較すると、全体の会員数は少なめです。会員が多いのは、色々な異性と交流してみたい人からするとメリットですが、その分交際に発展しない交流をたくさん重ねることになるので、迷走もしやすくマッチングアプリ疲れもしやすいです。

星の数ほどの異性の中から無限の可能性を信じ続け、自分を理解してくれる運命の人を探したいのであれば、単純に会員数の多いマッチングアプリを選ぶべきでしょう。しかし女性有料のマッチングアプリであれば、真剣度が高い異性に限定でき、マッチ以降の交流は密になりやすいです。

ここからは、女性有料のマッチングアプリの中で、おすすめできるマッチングアプリを紹介していきます。それぞれの特徴を解説していくので、利用目的や無料マッチングアプリでの失敗などを振り返りながら、自分に合うアプリを探してみましょう。

（※）会員登録と一部機能は無料で利用可能

youbride（ユーブライド）は、日本最大級の婚活サービス企業、株式会社IBJのグループ企業である株式会社サンマリエが運営するマッチングアプリです。運営会社は結婚相談所サービスでも有名なので、真剣な婚活や再婚を目的に利用する人が多いです。会員は30代から40代がボリュームゾーンです。累計会員数は290万人と、女性有料のマッチングアプリの中でも最多の会員数で、結婚願望の強い異性との出会いが叶いやすいでしょう。

プロフィール項目には、「結婚生活への価値観」「転勤の可能性」「資産」など結婚を意識した項目が多数あることも特徴です。結婚において重要な価値観をプロフィール上で見抜くことができるので、条件を重視した婚活がしたい人にもピッタリです。

またユーザー同士で恋愛相談ができるコンテンツがあり、クローズドなコミュニティとしても機能しています。婚活仲間が欲しい人、客観的な意見が欲しい人も、youbrideであれば安心して利用することができるでしょう。

ゼクシィ縁結びは、株式会社リクルートが運営する婚活マッチングアプリです。「ゼクシィ」というブライダルサービスのブランドそのものに認知があるので、早めに結婚を考えている20代の登録者とも出会いやすいでしょう。

プロフィールではもちろん、結婚に関する価値観を多めに登録することができますが、“価値観マッチ”という、おすすめ会員を紹介してくれる機能もあります。18の質問に回答すると、診断結果に基づきAIが「価値観」に合う相手を探してくれます。

コンシェルジュによる「デート調整代行」の機能があるため、仕事が忙しい方や、初対面の相手とのデート調整に不安がある人も安心して使うことができるでしょう。

ブライダルネットは、婚活業界の最大手企業である株式会社IBJが運営する「本気の婚活向け」のマッチングアプリです。他の女性有料アプリと比べると会員数は多くないのですが、マッチングアプリでありながら、結婚相談所並みの手厚いサポートが魅力です。

たとえば、一人ひとりに「婚シェル」という専任のカウンセラーがついて、どんなメッセージをすればいいか、どんなデート場所がいいかなど、細かな不安をサポートしてくれます。どれだけ質問しても追加料金もないので、結婚相談所とまではいかなくても、カウンセラーからのアドバイスが欲しい婚活初心者さんにおすすめです。

また、SNSのように会員に発信できる「日記機能」を使って、自分の気持ちをプロフィール欄以外で伝えたり、相手の日記を読んで日常や人柄を知ることもできます。チャットでの個人的なやりとり以外でも交流のきっかけができるので、異性とのコミュニケーションに慣れていない人でも安心できるでしょう。

マッチ・ドットコムは世界24ヶ国・15言語でサービスが提供されているグローバルな婚活マッチングアプリです。マッチングするとなると女性も有料なので、真剣度の高いユーザーが集まってはいますが、会員数や利用地域が広いだけにマッチングの質には注意が必要かもしれません。

しかし、プロフィールにはなんと最大26枚の写真と、40以上の質問項目を登録することができ、マッチングの前から相手を深く知ることができます。自分の個性も出しやすいため、条件面よりもフィーリングを重視した婚活を求める方に適しています。

マッチ・ドットコムでは、結婚したカップルの44％が交際して1年で結婚しています。60%がメール交換をして1ヶ月以内に交際に発展しているので、スピード感を持って恋活・婚活を進めたい人にもおすすめです。

東カレデートは、都会で活躍する男女向けのライフスタイルメディア「東京カレンダー」が提供するマッチングアプリで、その大きな特徴は入会が審査制であることです。簡単なプロフィールとアイコン写真を設定して、異性の既存ユーザーから過半数以上の入会承認を得ると入会できます。入会審査には何度でも申し込むことができるのですが、審査をクリアしなければ、そもそも入会ができません。

ユーザーの年齢層は、20代後半～30代前半が半数以上を占めており、軽いデートや恋活にも使えます。異性と連絡を取り合うためには、どちらかが有料会員になっている必要があるため、女性も有料課金しておくと便利です。

4位までとは毛色の異なるアプリですが、審査を通過したハイスペックな異性との出会いが期待できるので、結婚に年収や学歴を重視する人にとっては、使ってみる価値があるといえるでしょう。都市部で活動している人が多いので、同じく都市部にお住まいの方であれば、実際のマッチングもしやすいです。

女性が無料で使えるマッチングアプリにも、多くの場合で課金して使えるオプション機能があります。女性有料のマッチングアプリは婚活を目的としたものが多いですが、カジュアルな恋活をスムーズに行いたいという場合や、多くの異性を比較検討しつつも、効率良く活動したいという人は、女性無料のマッチングアプリでオプションに課金するという手もあります。

マッチングアプリによって使えるオプション機能はそれぞれですが、いいねできる数が増えたり、検索がしやすくなったり、検索結果の表示順位が上がったりします。有料オプションを利用することで、理想の相手とマッチングしやすくなるでしょう。

女性無料のマッチングアプリの中には、女性有料のマッチングアプリの10倍以上の会員数を有しているアプリもあります。地方住まいで会員数の少ないアプリではマッチングがしづらい方や、ニッチな共通の趣味を持つ人を見つけたい方などは、有料アプリよりも効率良く活動できる可能性があります。

オプション機能でマッチングしやすくなるものの、お金がかかる点には注意が必要です。活動期間が長くなると、課金金額も増えてしまいます。そもそもその機能に対する費用対効果も気になるところ。
いきなりオプションに課金するのではなく、まずは無料で利用してみて、物足りない場合はオプション機能の利用を検討しましょう。

ここでは、無料のマッチングアプリでも、オプション機能を利用することでよりマッチングしやすくなるアプリを紹介します。有料のマッチングアプリに登録するのはハードルがあるけど、コスパよく便利な機能を使いたい方は参考にしてみてください。

Pairs（ペアーズ）は日本でも最大規模のマッチングアプリの一つで、累計登録者数が2,000万人を超えています。女性は無料で使えて、検索機能が充実しているので好みに合う相手が探しやすいです。新規会員がどんどん入ってくる上に新機能のアップデートも多いので、長く活動していてもマンネリしづらいのがポイントです。

ペアーズでは、真剣な婚活で利用したい場合の「コミットメンバーシップ」というオプションがおすすめです。真剣に結婚相手を探している方を検索画面で絞り込むことができるので、利用目的が合っている人とのマッチング率が格段に上がります。
また、送ったメッセージの既読が確認できたり、詳細検索が可能になる「レディースオプション」も使いやすいでしょう。

with（ウィズ）は、価値観を重視して相手を探したい方にぴったりのマッチングアプリです。基本的には無料で、独自に開発した「心理テスト」や「性格診断」で相手を探すことができ、条件面よりも内面やフィーリングが合う人と出会いやすいでしょう。
年齢層は20代〜30代が中心なので、若いうちからマッチングアプリでの恋活・婚活にチャレンジしたい人に向いています。

VIPオプションに課金すると、メッセージ返信率が高い相手のみに絞り込みができたり、いいね前のプロフィール画面でトークの傾向を確認できるのがポイント。マッチングアプリに真剣に向き合っている人を選別しやすくなるので、恋活も短期で行いたい人にはおすすめです。

東カレデートはそもそも「男性有料」「女性無料」といった概念がないマッチングアプリです。有料のマッチングアプリで紹介しましたが、マッチした相手が有料会員であれば、無料でも利用できます。しかし、マッチの際に男女問わずどちらかが課金していないと、DMを送ることができないため、もしも入会審査に通ったなら、東カレデートのゴールド会員に登録しておくのもおすすめです。

長く活動する人が少ないのか、意外と男性でもゴールド会員になっていない人が多いです。そのため、無料会員の中には、他の異性とやりとりをしていない優良物件がいる可能性があるでしょう。

女性でも、マッチングアプリに課金することで活動しやすくなります。
期間を決めて課金すれば、短期集中もしやすくなり、お金を使うことではじめて、婚活として自発的に行動できるようになる人もいるでしょう。女性の場合は、無料アプリと有料アプリを並行して使うこともできるので、まずはどちらも登録してみて、使いやすかった方を継続するのも一つの手です。

有料のアプリや課金オプションは一つのハードルですが、お金をかけるだけのメリットがあります。恋活や婚活を効率的に進めたい方や、今のマッチングアプリに満足していない方は、利用を検討してみてください。

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