あなたに合うのはどっち?結婚相談所とマッチングアプリの違いを比較
真剣に結婚を考えた時、マッチングアプリや仲人さんのいる結婚相談所、はたまた婚活パーティや街コンなど、どれを選べばいいのでしょうか。「街のジム」と「パーソナルトレーニング」ぐらい違うそれぞれの特徴、タイプ別の向き不向きをわかりやすく一覧にしました。
目次
- 1あなたに合う婚活サービスは?タイプ別一覧
- 2セルフのジム=マッチングアプリ、パーソナルトレーニング=結婚相談所とイメージしよう
- 3まずはマッチングアプリをスマホに入れて“婚活スキル”を上げていこう
- 4プロフィールの書き方やアプローチ術が学べる検索型
- 5見た目や写真の撮り方が学べるスワイプ型
- 6年代別・おすすめアプリ(当研究室調べ)
- 71年以内など最短で結婚したいなら結婚相談所が最適
- 8結婚相談所「仲人型」「データマッチング型」はどう違う?
- 9コミュニケーションが得意な人は、婚活パーティ、街コンも。結婚に至るコツは?
- 10それぞれのサービスの特徴をうまく使いこなそう
- 11まとめ
- 12あなたに合ったマッチングアプリ・婚活サービス選び
あなたに合う婚活サービスは?タイプ別一覧
まず3つのポイントから、あなたと相性の良い婚活サービスを見極めましょう。
ポイント1.結婚までのスピード
最初に考えるべきポイントは「いつ結婚したいのか」。
「1〜3年かけていろいろな人と出会いたい」「恋愛経験を積んで、自分に適した人を把握してから結婚を考えたい」なら、マッチングアプリのほか婚活パーティ、婚活サイトが視野に入ってきます。「『結婚相手に求める条件』が割と明確化できており、効率よく目当ての人と出会って、1年以内に結婚に至りたい」「大量の出会いの中からマッチする相手を自分で選別していく時間がない」という方は、プロのサポートがつく結婚相談所が適しています。
ポイント2.コスト
「婚活にかけられる大まかな予算」も婚活サービス選びの重要ポイントです。
コロナ禍でマッチングアプリユーザーが増えた理由は、低料金で家からでも出会うことができるから。アプリにも婚活寄り、恋活寄りがあり、メッセージ交換以降は有料になることが多いので月々のランニングコストはかかります。さらに結婚相談所はサポートが手厚い分、入会金、月会費、成婚報酬などを総合的に見るとアプリよりは割高です。全体的なコスト感を把握してから入会しましょう。
ポイント3.コミュニケーション力
「会話から相手の人となりや価値観を引き出すのが得意」「デートは自分で企画したい」など、コミュニケーション力高めの方は、マッチングアプリや婚活パーティでも、自分に適した結婚相手を見つけやすいでしょう。一方、「奥手で、初対面での会話は気後れしてしまう」「相手から情報を引き出すのは苦手」「デートのセッティングや、お断りは自分でやるよりプロにお任せしたい」というタイプの方は、後押しや代行が手厚い結婚相談所が適しています。
セルフのジム=マッチングアプリ、パーソナルトレーニング=結婚相談所とイメージしよう
例えて言うなら「マッチングアプリ=セルフのジム」「結婚相談所=パーソナルトレーニング」とイメージするとわかりやすいかもしれません。低予算で気軽に始められるアプリは、「他の人はどうやって活動を進めているのかな?」と、周囲を見渡しつつ自分のペースで婚活を進められます。自由度が高い分、自己分析やモチベーションの維持も自分次第です。
一方、費用がかかってもプロの伴走で最短の成果を目指す結婚相談所では、あなたに合った独自メニューを作ってくれて、第三者目線で改善点を指摘し、励まししつつ、結婚が決まるまでの期間ロードマップを一緒に走っていくイメージです。
まずはマッチングアプリをスマホに入れて“婚活スキル”を上げていこう
ここ数年、スマホの台頭でマッチングアプリを通じた出会いが主流になっています。どのサービスを利用するにしろ、まずはマッチングアプリから婚活をスタートし、自己分析/他者分析をしてみることをおすすめします。併用でも可能!まずはスマホにダウンロードしてみましょう。
MMD研究所がスマートフォンを所有する20歳~49歳の独身の男女10,000人に、2020年3月以前と2020年4月以降で恋人探しをしたことがあるか聞いた調査では、「ある」と答えた人は、2020年4月以降は「マッチングサービス・アプリ」が42.6%で最も多く、「職場や学校での出会い」や「友人や家族からの紹介」を上回りました(※1)。
・リモートワークで出会いがない
・ネットで出会うことに抵抗感が少ない
・コストは抑えつつ出会いたい
・頻繁に連絡を取り合うことが苦ではない
人などが向いています。
アプリを始めるとモチベーションが上がり、どんな人が婚活で有利なのか感覚を掴むことができるメリットもあります。それぞれのアプリには多い年齢層や、向き/不向きがあるので、ざっくりご紹介しましょう。
プロフィールの書き方やアプローチ術が学べる検索型
検索型マッチングアプリをダウンロードすると、いろいろな人のプロフィールを見ることで、自己分析やイメトレができます。一般的にプロフィールには
・年齢
・居住地
・年収
・休日
・出身地
・喫煙の有無
などを入力しますが、自分の出会いたい相手の条件にチェックを入れることで、好みのタイプを絞ることが可能です。またアプリによっては
・人気順…いいねなどの申込が多い人から順に表示
・趣味…同じ趣味の相手を表示
・行き先…自分の行きたいデートプランの提示
などから検索できる機能もあります。登録して数日間は特に多くの方とマッチングしやすくなるので、チェックしてみましょう。
Pairs(ペアーズ)
マッチングアプリではトップクラスのユーザー層の厚さ。婚活から恋活まで、また都会から地方まで幅広くカバー。
初心者にも使いやすい。
with(ウィズ)
心理テストや相性診断に定期的に質問に答えると、自分の価値観と合う人のグループが作られる。
自己分析/他者分析が苦手な人も楽しく活動が進められる。
Omiai(オミアイ)
アプリの中では、恋愛より結婚を目的としたユーザーが多め。
本人認証もeKYCシステム(電子的本人確認)を使ってしっかり行っており安心感がある。
見た目や写真の撮り方が学べるスワイプ型
正直に言って「見た目」も婚活にとっては重要な要素。プロフィールを読み込むより、まずは第一印象で「好き」「そうでもない」を次々判断していくスワイプ型は、見ず知らずの第三者から見た写真の効果的な撮り方やプレゼンテーション術が学べます。
結婚相談所でアドバイスをもらって清潔感や所作を磨きつつ、マッチングしてから出会うまでの期間が比較的短いスワイプ型アプリを使うと、初対面が苦手な人でもうまくアプローチできる相手が見つかるかもしれません。
tapple(タップル)
メッセージから会うまでのスピードがとにかく速いことで知られるアプリ。今日明日で、「おでかけ機能」や「デート提案」を使うことで、今日明日にでもデートできる場合も。
Tinder(ティンダー)
婚活より、かなりカジュアルな恋活アプリの位置づけ。相手との物理的な距離を把握できるので、「赤坂で今日飲みましょう」というお誘いもできます。外国人利用率が高い。
年代別・おすすめアプリ(当研究室調べ)
ここ数年の傾向では、男性では41.8%、女性が28.4 %が「同い年婚」を希望しています(※1)。自分と±5歳の範囲で結婚を考えるのが現実的です。より多く対象年齢のユーザーが集まっているアプリを選びましょう。
恋活度高め、出会いの母数を上げたい20〜30代なら:
リアルに結婚を考えている30〜40代なら:
短期で結婚・再婚したい40〜50代以上なら:
1年以内など最短で結婚したいなら結婚相談所が最適
マッチングアプリと結婚相談所の大きな違いは、プロのサポートがついているので「スピード感をもって結婚が決められる」ことです。IBJが運営する「日本結婚相談所連盟」の調査でも、結婚相談所の在籍期間は1年前後が最多です(※2)。
・豊富なデータや経験を元に、条件に合った相手の紹介をしてほしい
・多くの結婚をアシストしてきたプロに進め方を相談したい
・優柔不断なので決断を後押ししてほしい
・相手方との対面セッティングやお断りは代行してもらったほうが楽
という人は結婚相談所に向いています。
最も大きなメリットは、お金を払って独身証明書を出すなど「結婚を望む本気度が高い人」のみが登録していることです。加えて来店して本人証明も対面で行っており、オンラインのみの登録よりは安全性、確実性が高いのもポイントです。
結婚相談所「仲人型」「データマッチング型」はどう違う?
仲人型
経験豊かな仲人が、登録者の条件だけでなく人柄なども汲み取ってマッチング、成婚まで徹底的に伴走するスタイルを指します。就活でいうとフルコミットのエージェントをつけるイメージです。相手の紹介に加えて、決断の後押し、相談・サポート、デートの日程調整などコンサルティングが手厚く、「プロポーズや両家ご挨拶」まで来た時点で成婚退会。成婚料が発生します。
仲人さんが入ると助かる場面トップ3
実際に「仲人さんがいて助かった」というお客様からは、以下のような声があります。
年収や家族構成、これまでの恋愛など、初対面の相手に聞きづらいことも、仲人さんがしっかり調査した上で提示してもらえます。
2.プロの直感と経験による「気づき」を与えてくれる
仲人は多くカップルを分析し、実際に成婚に導いた経験を持つマッチングのプロです。自分だけでは気づかない魅力を引き出してもらえたり、データマッチングでは見つけられない「価値観」「テイスト」「好み」「ノリ」のズレなどを見抜くことにも長けています。
3.断る時、決める時に仲介し、背中を押してくれる
第三者目線で決断を助け、前へ進むための伴走者が仲人です。「デートの場所が決められない」ならお相手の好みそうな場所をアドバイスしてくれますし、「相手は乗り気だけど、やっぱり断りたい。傷つけてしまいそうでうまく断れない」などの時も、上手に代行をしてくれます。
データマッチング型
対面でサービスの説明を受け、契約するのは仲人型結婚相談所と同じですが、希望条件を入力した後は、基本的にシステムやアルゴリズムによるマッチングと検索がメインになります。お見合い(または最初のデート)後のやり取りは会員間で行うので、仲人のように代行はありません。「2人で結婚を前提に退会します」という時点で成婚退会になり、成婚料がかからないサービスも多いので、コストは仲人型よりは抑えられます。
コミュニケーションが得意な人は、婚活パーティ、街コンも。結婚に至るコツは?
アプリでうまく行かない時は、出会いの幅を広げるために、婚活パーティや街コンにも参加してみるのもおすすめです。初対面の人とライトな性格マッチングが楽しめます。大勢と会話して好みの相手を絞っていくので、コミュニケーションが得意なタイプの人におすすめです。
ただ、事前審査のないイベントが多く、特に自治体主催の場合は、どんな人が来ても「断らない」のが基本。合同イベントの盛り上がりの中で、短時間で結婚相手として最適かどうかを見極めるのが難しい場合も。一緒に参加した友達やグループがあれば、それとなく相手のことを質問してみると自分の知らなかった一面を教えてもらえるかもしれません。また、デートをセッティングする時は普段の自分らしさが出せるプランを考えましょう。
それぞれのサービスの特徴をうまく使いこなそう
婚活サービス選びは、就活とも似ています。エージェントに身を任せるおまかせパックか、多少のリスクは込みで自分で検索し、行動を起こすカスタマイズ型か、はたまた特定のジャンルに特化した合同イベントでの自己アピールか…まずは見極めるところから始めましょう。
まとめ
●向いている婚活サービスの選び方
・身元確かな人とプロにサポートしてもらいつつ最短で成婚に至るには「結婚相談所」
・コストを抑えつつ、気軽にたくさんの人と出会いたいなら「マッチングアプリ」
・多くの人との一気に対面し、会話から恋愛に発展させたいなら「婚活パーティ」
詳細はこちら
●年代別おすすめマッチングアプリ
20〜30代:tapple(タップル)、Tinder(ティンダー)、Pairs(ペアーズ)、with(ウィズ)、Omiai(オミアイ)
30〜40代:Pairs(ペアーズ)、ゼクシィ縁結び、Omiai(オミアイ)、ブライダルネット、youbride(ユーブライド)、マッチ・ドットコム
40〜50代:マリッシュ、ゼクシィ縁結び、youbride(ユーブライド)、マッチ・ドットコム
詳細はこちら
●タイプ別に選ぶ婚活サービス
結婚相談所:
プロによる成婚までのフルサポート希望なら「仲人型」、費用を抑え要所だけプロの後押しがほしいなら「データマッチング型」
マッチングアプリ:
結婚を考える者同士の出会いを望むなら「婚活アプリ」、多くの人と出会ってまずは恋愛からなら「恋活アプリ」
イベント:
大勢と一気に出会い、好みのタイプを探したいなら「婚活パーティ・街コン」
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出典/参考記事
1.MMD研究所 2021年マッチングサービス・アプリの利用実態調査
2.結婚相談所連盟 結婚相談所の在籍期間は1年前後が多い
あなたに合ったマッチングアプリ・婚活サービス選び
あなたのライフスタイルやテイストに合ったマッチング選びや婚活サービスの選び方を、以下のコンテンツでご紹介しています。
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- マッチングアプリ研究所~マッチングアプリをすすめる理由を解説~
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- マッチングアプリおすすめ15選をプロが徹底比較
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- あなたに合うのはどっち?
結婚相談所とマッチングアプリの違いを比較
- あなたに合うのはどっち?
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IBJと考えるリスク回避術
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