平成28年出生数が過去最少の100万人を下回りました。これは、若者の「ライフデザイン教育」に対する知識不足、 また「具体的な育児支援」への対策不足にあると感じています。今回のシンポジウムは「婚活のその先(=結婚、出産、子育て)へ」と題し、「社会全体が子供を育てる」という機運を高める一歩にしていきたいと思っています。
14:00~14:20
「社会が子どもを育てる」
小池 百合子氏(東京都知事)こいけ ゆりこ
14:30~15:30
「これからのパートナーシップ教育が少子化を救う」
黒田 優佳子氏(医学博士)くろだ ゆかこ
慶應義塾大学医学部、同産婦人科学教室大学院卒業。ヒト精子研究の第一人者。
東京大学医科学研究所研究員、女性初の慶大産婦人科医長を経て、2000年、自身の基礎研究に基づいた最先端の知識と技術を駆使した不妊治療を実現するため、独立。
現在、黒田インターナショナル メディカル リプロダクション院長として不妊治療で生まれてくる子ども達の健常性向上を目指して日々の診療と講演活動に力を注いでいる。
染矢 明日香氏(NPO法人ピルコン理事長)そめや あすか
自身の経験をきっかけに、慶應義塾大学在学中にピルコンを設立し、2013年NPO法人化。
医療従事者などの協力を得ながら、大学生・若手社会人のボランティアと共に中高生やその保護者を対象に性の健康やライフプランニングを学ぶ講座を行う。
2016年度からは杉並区協働提案事業「すぎなみレッドリボンプロジェクト」を推進。著書に『マンガでわかるオトコの子の「性」』。
15:40~16:40
「結婚しやすく、子どもを育てやすい国にするには」
出口 治明氏(ライフネット生命代表取締役会長)でぐち はるあき
1948年三重県生まれ。京都大学を卒業後、1972年に日本生命保険相互会社に入社。企画部や財務企画部にて経営企画を担当するとともに、生命保険協会の初代財務企画専門委員長として、金融制度改革・保険業法の改正に従事する。
ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て、同社を退職。2006年に生命保険準備会社を設立し、代表取締役社長に就任。2008年の生命保険業免許取得に伴い、ライフネット生命保険株式会社を開業。
新居 日南恵氏(学生団体manma 代表)におり ひなえ 東京出身。1994年生まれ。2014年に「manma」を設立。2015年1月より学生が子育て家庭の日常生活に1日同行し、生き方のロールモデル出会う体験プログラム「家族留学」を開始。家族を取り巻くより良い環境づくりに取り組む。内閣府「結婚の希望を叶える環境整備に向けた企業・団体等の取り組みに関する検討会」構成員。日本国政府主催WAW!(国際女性会議)2016 アドバイザー/NewsPicksプロピッカー。
17:00~18:00
「懇親会」
モデレーター
残間 里江子氏(プロデューサー/クラブ・ウィルビー代表)ざんま りえこ アナウンサー、編集者を経て、1980年に企画制作会社「株式会社キャンディッド・コミュニケーションズ」を設立。出版、映像、文化イベントなどを多数企画・開催する。2007年にユニバーサル技能五輪国際大会の総合プロデューサーを務める。2009年には、日本に新しい大人をつくる会員制ネットワーク「クラブ・ウィルビー」を設立。
婚活サポートコンソーシアム事務局長
石坂 茂氏(株式会社IBJ代表取締役社長)いしざか しげる 日本興業銀行勤務を経て、2006年に総合婚活サービス会社、株式会社IBJを設立。2015年、当該分野で初の東証一部上場を果たす。少子化という社会課題に対して、婚活サポートの側面から調査分析と解決提案をすることを目的とした民間事業者協議会「婚活サポートコンソーシアム」を立ち上げ、事務局長に就任する。
日 時
2017年6月12日(月) 14:00~18:00(13:30開場)
会 場
伊藤国際学術研究センター(東京都文京区本郷7-3-1東京大学本郷キャンパス赤門横)
交 通
東京メトロ 丸の内線「本郷三丁目駅より」徒歩8分
都営地下鉄 大江戸線「本郷三丁目駅より」徒歩6分