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“夫婦別姓”4割以上の女性が「あり」と回答。特に20代女性は5割を超える結果に。【婚活男女1,682人に調査】

令和の婚活者が考える“結婚観”を紐解きます。

会員数・成婚数ナンバーワン*¹の結婚相談所ネットワークを運営する株式会社IBJ(代表取締役社⻑:⽯坂 茂、本社:東京都新宿区、東証プライム:6071)は、婚活中の男女1,682人に「結婚観の多様化」についての意識調査を行いました。

 昨今、「選択的夫婦別姓」について様々な議論が交わされている中、法務省の「家族の法制に関する世論調査(令和3年度)」では、夫婦の名字の在り方に関する設問において「現在の制度である夫婦同姓制度を維持した方がよい」と答えた方の割合が27.0%、「現在の制度である夫婦同姓制度を維持した上で、旧姓の通称使用についての法制度を設けた方がよい」と答えた方の割合が42.2%、「選択的夫婦別姓制度を導入した方がよい」と答えた方の割合が28.9%ということが明らかになりました。
 そこで今回は“夫婦別姓”についての考え方を調査し、令和の婚活男女が考える“結婚の本音”をお届けします。

■調査サマリー

  1. 夫婦別姓について、女性4割が「あり」と回答。一方男性は35.2%で「なし」が最多に。
  2. 特に20代女性の53.7%、その他年代でも40%以上が夫婦別姓を容認。

■調査結果

“氏名変更”に負担を感じる女性


婚活中の男女に、「夫婦別姓をどのように思いますか?」と伺うと、男性20.1%、女性44.5%が「あり」と回答し、男女で2倍の認識差があることがわかりました。


特に夫婦別姓について「あり」と回答する20代女性は53.7%と半数を超える結果に。「あり」と回答した女性の意見として「氏名変更の手続きが面倒だから」「仕事に影響があるから」などの声が多く、結婚後も仕事を続ける女性にとって“氏名変更”は負担に感じるのかもしれません。
諸外国に比べて“結婚文化”を重んじる傾向にある日本において、婚姻数の増加につなげるために、“夫婦別姓”については議論していく必要がありそうです。
 

【データについて】
調査方法:インターネット調査
調査対象:IBJネットワークで活動する男女1,682人(男性1018人、女性664人)
調査期間:2023年7月24日~8月7日
※小数点第二位を四捨五入していますので、合計が100%にならない場合がございます。
【データの引用・転載に関するお願い】
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【取材・転載に関するお問い合わせ先】
pr@ibjapan.jp (株式会社IBJ 広報)

*¹日本マーケティングリサーチ機構調べ(成婚数:2022年実績、会員数:2022年12月末時点、大手結婚相談所・連盟を対象)