令和の婚活者が考える“結婚観”を紐解きます。
昨今の結婚のカタチは多岐にわたり、夫婦によっては様々な理由で“週末婚”や“別居婚”を選択する方も少なくはありません。一昔前では考えられなかったことも、令和においては良好な関係を保つための手段として取り入れられています。
そこで今回は、「結婚観の多様化」について調査し、令和時代の婚活男女が考える“結婚の本音”をお届けします。
■調査サマリー
- 別居婚について、男性6割、女性3割が「なし」と回答。
- 男女共に7割以上が、結婚後、夫婦それぞれの部屋が「必要」という結果に。理由として「お互いに一人の時間も必要だから(79.4%)」が最多。
■調査結果
別居婚について「あり」と考える女性は、男性よりも23.3ポイント高い
別居婚についてどのように考えるか伺うと、男性61.7%、女性32.9%が「なし」と回答。女性よりも男性の方が別居婚を望んでいない割合が高く、「あり」と考える方も1割に留まりました。男性は、結婚後、一緒に住むことをイメージし婚活に臨んでいるのかもしれません。一方で女性は、「あり」「どちらでも良い」と回答した方が全体の6割となり、結婚後も働く女性が増えたことで精神面と金銭面の両方で自立することができる環境になってきているのではないでしょうか。
結婚後も自身のプライバシー空間を必要とする男女が7割以上
結婚後、夫婦それぞれの部屋が必要か伺うと、男性74.2%、女性81.9%が「必要」と回答する結果に。
その理由として、「お互い一人の時間も必要だから(79.4%)」が最多となりました。また、コロナ禍でリモートワークに転換した方も多く、「仕事部屋が欲しいから(10.8%)」と回答する方も。
同居を希望する場合でも、価値観の違う二人が一緒に住むということは、慣れないことも多くストレスが溜まりやすい状況になることも考えられます。お互いの価値観を尊重しつつ、一人の時間を必要とする方が多いようです。
夫婦には様々な愛の“カタチ”があり、常に一緒にいることがお互いの幸せにつながるとは限りません。それぞれの価値観を尊重し、二人で理想の“カタチ”をつくりあげていくことが良いのかもしれません。
【データについて】 調査方法:インターネット調査 調査対象:IBJネットワークで活動する男女1,682人(男性1018人、女性664人) 調査期間:2023年7月24日~8月7日 ※小数点第二位を四捨五入していますので、合計が100%にならない場合がございます。 |
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*¹日本マーケティングリサーチ機構調べ(成婚数:2022年実績、会員数:2022年12月末時点、大手結婚相談所・連盟を対象)