株式会社IBJ(代表取締役社長:石坂茂、本社:東京都新宿区、東証プライム:6071)は、2022年に当社の結婚相談所ネットワーク内で成婚した11,269名の成婚者データを公開しました。
男女共同参画白書(令和4年版)から、結婚を取り巻く状況として、離婚件数は婚姻数の約3分の1で推移していることが分かり、婚姻件数に占める再婚割合が高まっていることがうかがえます。多様化する価値観の中で、結婚相手に求めること(理想)について、20~30代の独身男女ともに「価値観が近い」「一緒にいて落ち着ける・気を遣わない」「一緒にいて楽しい」が5~6割を占めています。そこで今回は、結婚相談所において「再婚」「子供の有無」が活動に影響するのか11,269名の成婚者データから分析します。
■調査サマリー
✔ 「婚歴有」「シングルマザー/ファザー」の成婚しやすさが2018年比で10ポイント以上上昇。 |
✔ 「結婚生活の幸福度」について「8~10点(78.1%)」がボリュームゾーンに。 |
✔ 成婚者の8割以上が仲人によるサポートが必要だったと回答。 |
✔ 婚活者の多くはお見合いから4ヶ月以内に成婚している。 |
結婚観の多様化により「婚歴」と「子供の有無」は障壁になりにくい
■成婚しやすさ
「成婚しやすさ」とは、活動会員数における各年代の比較を分母とし、成婚者における各年代の比率を分子として表したものです。(100%が平均となり、100%を超えるほど“成婚しやすい”と言えます。)
■「婚姻歴」と成婚しやすさ
2018年と2022年を比較すると「再婚」の値が、男性は13.7ポイント、女性は15ポイント上昇しました。2022年は男女共に100%を超え、初婚の方よりも成婚しやすいことが分かります。「再婚」に対するマイナスイメージが緩和し、離婚や死別等により再婚を希望する場合も、活動の障壁にはなりにくいと言えるのではないでしょうか。
■「子供の有無」と成婚しやすさ
さらに、「子供の有無」に関して2018年と2022年で比較すると、「あり(同居)」の成婚しやすさが男性は11.5ポイント、女性は12.2ポイント上昇しました。子供との同居がある場合でも、4年前と比べて男女共に成婚しやすい結果となりました。婚活において「再婚」や「子供の有無」に対するハードルが下がってきていると言えます。
成婚者の8割以上が仲人によるサポートが必要だったと回答
IBJで成婚した方に「結婚生活の幸福度について」伺ったところ、「8~10点(78.1%)」がボリュームゾーンとなり、10点満点が4割と最多に。また、「運命のお相手と結婚できたと思いますか?」という質問に対して、「そう思う」と回答した方は71.6%を占めました。結婚後の「働き方」や「子供の希望」などを第三者(仲人)を交えて共有することで、結婚を決断する前に不安が解消され、想像していた結婚生活にギャップを感じることが無く幸福度が高くなるのではないでしょうか。
「仲人の交際サポートは必要だったと思いますか?」と伺うと、「とても必要だったと思う(37.3%)」「必要だったと思う(45.7%)」は8割以上に。一般的な恋愛では言いにくいことを伝えたり、ぶつかった時に当人同士で解決していかなければなりませんが、第三者を通じてお互いの価値観を確かめ合うことができるので、とても効率よく婚活を進めていただくことができます。
一般的な恋愛の12分の1*と短期間で成婚へ
成婚者交際日数は「90~119日」が最多となることから、成婚相手と初めて会った日(お見合い日)から4ヶ月以内に成婚している方が多いと言えます。一般的な恋愛平均交際期間4年よりも1/12の期間となりますが、結婚相談所では“結婚を目標とする”方しかいないことや、第三者による活動サポートにより、恋愛におけるすれ違いや不安を減らし、短期間で成婚へ至りやすい特徴があります。
年間一万組以上の成婚を育んでいるIBJでは、成婚主義のもと、これまで培ってきたサポートノウハウを「婚活メソッド」として全カウンセラーが習得。少人数専任制で、お見合い・交際・プロポーズ・婚約までお客様と伴走し、一人ひとりに寄り添った質の高いサポートで日々成婚を育んでいます。引き続きIBJでは、ご縁のある皆様の幸せを願い、一組でも多くの成婚者を生み出せるように出会いから成婚まで二人三脚でサポートをいたします。
【実績データについて】 IBJの結婚相談所、(直営店・加盟店含む)で成婚退会された11,269名のデータを扱っており、一般の婚活者や結婚カップルの傾向を示すものではありません。会員情報に不備・不足があるデータは除外し、精緻な成婚データだけを取り扱っております。 『成婚白書 2022年度版』全文はこちら(PDF) |
【アンケートデータについて】 調査方法:インターネット調査 調査対象:IBJネットワークで成婚した男女1,860人(男性867人、女性993人) 調査期間:2022年2月16日~3月1日 ※小数点第二位を四捨五入していますので、合計が100%にならない場合がございます。 |
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*国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査」夫婦調査(2021年)
(平均交際期間は平均初婚年齢から平均出会い年齢を引いた期間で自動算出)