婚活事業を複合展開する株式会社IBJ(代表取締役社長:石坂茂、東京都新宿区、東証一部:6071)は、当社が運営する日本最大級の結婚相談所ネットワーク「日本結婚相談所連盟」に登録する会員1,347人に、「コロナ禍の婚活のメリットとデメリット」についてアンケート調査を実施しました。
調査期間:2021年2月23日~28日
新型コロナウイルス発生から1年が過ぎた現在。2度目となる緊急事態宣言が延長され、先の見えない状況が続く中、婚活現場にも変化が起きています。そこで、これから婚活をスタートする方々の参考にしていただくため、新型コロナウイルスがもたらした影響について、婚活中の方々のリアルな声を公開いたします。
調査結果サマリ✓新型コロナウイルスの影響で、特に20代の「婚活意欲」が高まっている |
■ 調査結果
※小数点第二位を四捨五入していますので、合計が100%にならない場合がございます。
新型コロナウイルスの発生による『婚活意欲』の変化について、62%の方が「変わらない」と回答する一方で、24%の方が「意欲が高くなった」と回答しました。
特に20代では、「意欲が高くなった」と回答した方が34%と、20代の3人に1人が婚活意欲の高まりを感じているようです。IBJ直営結婚相談所の「IBJメンバーズ」における、2020年の入会数の推移では、緊急事態宣言明けとなる2020年6月は、2020年1月(コロナ前)と比較して、20代の入会割合が2倍に増えています。オンラインの活用により結婚相談所のハードルが下がっていることや、これまで出会いの場であった飲み会等が制限されたことで、結婚相談所に入会する若者が増えていると考えられます。
続いて『結婚観の変化』では、新型コロナウイルスの影響で2割強の方が結婚観に「変化」を感じていることが分かりました。具体的には、下記のような理由があります。
「はい」と回答した理由(一部抜粋)
【男 性】
・今まではインドアな日々が苦痛ではなかったが、ふとした寂しさから、このままの自分でいいのかと見つめ直す事があり、パートナーと支え合いながらの生活がよぎった。誰かを支え、誰かの為に生きたいという想いが強くなった。(30代・男性)
・不安な時は誰かに頼りたいし、一緒に傍にいてくれるパートナーがいる生活により強い憧れを抱いた。(30代・男性)
・人と会う機会が減り、オンラインでの会話が増え、相手の感性を重視するようになった。(30代・男性)
・コロナで人と会えなくなり、一時婚活も諦めましたが、逆にコロナで人との繋がりの重要性に気づき、婚活意識が高まった。(50代・男性)
【女 性】
・海外旅行やショッピングなど贅沢な生活を求めるのではなく、いかに楽しく生きていくかを見つける必要があると気づき、居心地の良い方を見つけたいと思った。(40代・女性)
・看護師として感染患者対応する中で、ステイホーム中ひとりで過ごすことにいつも以上に孤独、不安を感じた。(30代・女性)
・不安定な時代を一緒に生き抜くパートナーが欲しいと思い、結婚する時期を早めようと思った。(20代・女性)
・家で一緒にいる時間が長くても、苦痛じゃない、気持ちが豊かに過ごせる人を探そうと思った。(30代・女性)
・誰かと一緒にいることの安心感等、結婚に対して感じる良い部分と、人と一緒にいる事の煩わしさや、1人の気楽さ(家族や子供がいたら感染させるかもしれないという不安等)、結婚に対して色んな思いがでてきた。(30代・女性)
続いて、新型コロナウイルスによる ”不安” をうかがうと、「健康への不安 51%」「結婚への不安 46%」が多くなりました。「結婚への不安」と回答した方のうち「老後への不安」にも回答した方は42%と、新型コロナウイルスをきっかけに、この先の人生について不安を抱える声が増えています。
続いて、コロナ禍(2020年2月以降)に結婚相談所に入会された方へ、入会理由をうかがいました。
コロナ禍に結婚相談所へ入会した理由 n=1,097(一部抜粋)
【男 性】
・今までの男友達と遊んでいた時間が無くなり、一人の時間が増えた。そんな中、家族を持っている友達は、支え合いながら生活をしており、家族の素晴らしさを再認識し入会した。(愛知・40代)
・奥さん、子どもがいる家庭を持って、幸せになりたいという夢があるため。(滋賀・20代)
・自己流の婚活に限界を感じた。(東京・30代)
・アプリでは上手くいかなかったため。(東京・50代)
・コロナ禍で出会いの場に行くことが更に難しくなったこと。身体を壊して1人でいることに不安を感じたこと。(静岡・30代)
【女 性】
・婚活を真剣にしたいと思うようになり、アプリで婚活をスタートしたものの、出会えても信用があまりできずにいた。友人が相談所で結婚したのもあって、安心して婚活したいと思った。(東京・30代)
・給付金が出たため。人に会う頻度が減ってしまい、パートナーが欲しくなった。(東京・30代)
・信頼できるコミュニティで婚活がしたかったためYouTubeやSNSで調べて入会を決めた。コロナ禍で友人と外出できない分、費やしていた休日、交際費を婚活にあてた。(大阪・20代)
・なんとなく婚活はしていたが、コロナで人に会えず余計孤独を感じた。年齢的に自然な出会いはもうないと思った。(鹿児島・30代)
・コロナをきっかけに、一人で生きていく覚悟を持ちきれなかった。(神奈川・30代)
・コロナ禍で合コンやパーティーへの参加が難しくなったため。(大阪・30代)
続いて、「婚活に費やす時間」についてうかがうと、26%の方が「増えた」、30%の方が「減った」と回答し、自身の環境によって大きく回答が分かれる結果となりました。続いて、コロナ禍における、婚活のメリットとデメリットについてうかがいます。
コロナ禍における婚活のメリットとして、「婚活に充てられる時間が増えた 27%」、「効率的に活動ができるようになった 26%」、「結婚への価値観変わった 24%」となりました。リモートワークにより移動時間や残業が削減され、さらにオンラインの活用が一般化したことで、活動の効率化をメリットと感じている方が増えているようです。
IBJでは、2020年の緊急事態宣言以降、オンライン等の活用によりお見合い成立件数が増加したことで、2020年は過去最高となる9,732組の成婚カップルが誕生しています。(参考)
一方デメリットとして、約9割の方が「デートがしづらくなった」と感じており、「一緒にご飯を作って食べたりドライブをした(30代・女性)」、「オンライン美術館鑑賞をした(30代・男性)」、「自宅と居住地周辺のお散歩をした(40代・女性)」等、密にならないデートで交流を深めているようです。
最後に、自粛や規制が無くなったらどのようなデートがしたいかをうかがうと、「日帰り旅行デート」が7割と最も多くなりました。自粛期間中は県をまたぐ移動が制限され、特に国外へ行くことは困難な状況であり、非日常を求める願望が強くなっているのかもしれません。
合コンや飲み会等の出会いが制限され、新たな出会いの選択肢として結婚相談所を検討される方が増える中、新型コロナウイルスは、ご自身が本質的に望む「結婚相手」や「結婚生活」に気づく”きっかけ”になっていることが分かりました。時代によって結婚のスタイルや在り方も変化していますが、本データが、婚活中の皆様の参考になりましたら幸いです。
調査方法:インターネット調査 調査対象:日本結婚相談所連盟に登録する会員1,347名 調査期間:2021年2月23日~28日※データの引用・転載に関するお願い※ 本アンケートの著作権は当社が保有します。調査データの引用・転載時には、必ずクレジット「婚活総合サービス 株式会社IBJ」を明示くださいますようお願いいたします。また、Webサイト(http://www.ibjapan.jp/)へのリンクも貼っていただけますと幸いでございます。 報道関係者からのお問合せ先: |
■株式会社IBJ(https://www.ibjapan.jp/) ITプラットフォームを活用したIBJ独自のシステムと、人だけが提供できるハンズオンサービスの両輪で、お客様のライフスタイルや婚活フェーズに合わせたサービスの提供を行っています。事業の核となる日本最大級の結婚相談所ネットワーク「日本結婚相談所連盟」は、全国2,600社超の結婚相談所とお客様をつなぎ、IBJ独自の成婚メソッドを波及することで、お客様の満足度向上(=成婚数向上)および少子化問題の解決を目指しています。 |
所在地 :東京都新宿区西新宿1-23-7 新宿ファーストウエスト 12階
上場市場:東証一部(証券コード6071)
代表者 :代表取締役社長 石坂 茂
事業内容:婚活事業、ライフデザイン事業
サービス:
「日本結婚相談所連盟」
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「ブライダルネット」
「Rush」